Missing 11 座敷童の物語
発売日 :
2022/07/23
全ての“核心”に迫る――! 伝奇ホラーの超傑作、最新11巻!!
喪失感を抱えたその先で、文芸部が辿り着くのは――。
「これを聞いちゃ駄目よ。聞いたら―――帰って来られなくなるわ」
“どうじさま”はゆっくりと確実に聖創学院を蝕みつづける――。
その状況に抗するべきかつての文芸部の面々はすでに分裂してしまっている。
さらに復活した魔術師と魔女宗も動き始め、事態は悪化の一途をたどる。
そんな中、文芸部のメンバーたちが真相を探るべく動き出して……。
鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作。シリーズの核心に迫る第11弾!
新装版限定書き下ろし掌編付き。
「これを聞いちゃ駄目よ。聞いたら―――帰って来られなくなるわ」
“どうじさま”はゆっくりと確実に聖創学院を蝕みつづける――。
その状況に抗するべきかつての文芸部の面々はすでに分裂してしまっている。
さらに復活した魔術師と魔女宗も動き始め、事態は悪化の一途をたどる。
そんな中、文芸部のメンバーたちが真相を探るべく動き出して……。
鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作。シリーズの核心に迫る第11弾!
新装版限定書き下ろし掌編付き。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784049145014
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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芙蓉2022/08/0214ネタバレあり電撃版既読。暴力!やはり暴力は全てを解決する!の巻(違う)村神くんが吹っ切れたようで何より「俺に必要なのは敵だ」まあ魔術への対処法が「話を聞かずに殴る」なのは魔王陛下御墨付きだしなあ。基城さん再登場。この羽間という街では「神隠し」と「座敷童」と「人柱」は同じものの側面だ。しかし村神くんのピンチに「無事か?」と颯爽と現れる魔王様かっこいいな。武巳くんと沖本くんのいつだったかのことでは未来の話をするのもう心乱されるな。
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白火2022/07/2510初読時、最初期から登場していた沖本がここに来て狂うところに心底ぞっとしたのを思い出す。夜会の時の俊也の本質を見つけるところは結構加筆が入ってるな…。聡子お姉ちゃんについての話も、「空目と詠子は人間の肉親の情を本当の意味で理解できない」下りが加筆されているよう。“魔王”と“魔女”だからかな。十叶先輩の方が分かっていそうで、彼女の方が空目よりも全然わかっていないんだろうなというのは納得。
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冬野2022/08/129ネタバレありシリーズ11作目。クライマックスが近づいてきた不穏な高まりをビシバシ感じる…!ずっと鬱屈していた俊也がシンプルな思考(相手に耳を貸さず物理で殴る)を取り戻したのは良かった、のかな?亜紀と占い師との静かな対話のシーンが印象に残っている。沖本は人畜無害な存在かと思ってたので、"豹変"のシーンや武巳の加害シーンの衝撃が大きかった…。詠子の目的は判明したけど最終的な目標はもっと先にある予感。一体どういう結末になるんだろう…電撃文庫版は未読なので、ドキドキしたまま心して行く末を見届けたいです。楽しみ。星:4/5
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きみー2022/08/079ネタバレあり全ては山の神のため?文芸部の面々が別れ別れになってしまいましたが、一体どうなるのやら。魔女の目的が判明して、その目的が達せられた場合、何が起こるのでしょうか?最終巻、ちゃんと出てくださいよー。
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有機物ちゃん2022/09/298ネタバレあり沖本くん豹変の衝撃。めちゃくちゃ怖い。明らかにヤバいのに空目くんは平然と受け答えして儀式に問題があるのでは?とアドバイスまでする異常さ。ここまで相手の問題と自分の問題切り分けられてるのもすごい。武巳と摩津方の関わりも面白くなってきた。孫も子供も無関係な人たちもエグいやり方で生贄にした非道さ残忍さも見せる反面、戦うために自分の力で思考し始めた武巳くんの精神の成長を促すように世話を焼く摩津方。利用価値があるだけだと思うけど武巳くんのがむしゃらさに、自らの願望への貪欲さを重ねたりしてほっとけないのかな。
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