ぼくたちのリメイク 11 無駄なことなんかひとつだって

発売日 : 2022/09/22
ここから再び始まる、ぼくたちのリメイク
物語はエンドロールを迎えて、それでも僕たちの人生は続く。大芸大を卒業してから六年の月日が経った。僕、橋場恭也は再び辿り着いた“十年後の世界”で自ら起業した広告代理店の社長になった。この忙しくも充実した日々こそ、やり直しの果てに選び取ったルートなんだ。けれど数年ぶりの河瀬川からの連絡で、僕の人生はまた大きく揺れ動きだす。「橋場に、力を貸してほしいの」彼女の頼みはゲームの企画協力。僕にもう一度、創作の世界に立つ資格があるのか。長い回り道をした僕と、遠い高みへ進んだチームきたやまの仲間。時間は戻らず、奇跡は二度起こらない。それでも……青春作り直しストーリー、エピローグが始まる第11巻。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784046816597

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みんなのレビュー

  • ナギ
    2022/11/06
    自身の力不足を感じて降りた企画は頓挫した。彼はクリエイターを辞め違う道を選んだはずだった。そこに河瀬川が現れて……というお話。6年ぶり、10年越しの大作のリメイクへ向けて主人公が帰ってくる!熱いです。いよいよ完結に向けてのラストスパートという怒濤の勢いに涙が出ました。次巻完結ということでやりたいことをすべてやりきって欲しいです。
  • 芳樹
    2022/09/27
    ネタバレあり
    【BW】大芸大を卒業して六年。クリエイティブと、かつて同じ夢を見た仲間から離れ、再び”10年後”に辿り着いた恭也。創作の世界から遠ざかった彼が、河瀬川からの連絡を切っ掛けにもう一度クリエイティブに向き合う再始動の今回でした。六年の月日を経てチームきたやま再結成。熱い!業界から去った恭也のことを、必ず戻ってくると信じていた仲間たちの思いの強さには打ちのめされました。ここから再び始まる「ぼくたちのリメイク」が、次回最終回でどう花開くのか。恭也たちが行き着く先を、最後まで見届けたい。続きが楽しみでなりません。
  • よっち
    2022/09/21
    大芸大を卒業してから六年。再び辿り着いた十年後の世界で、紆余曲折の末に自ら起業した広告代理店の社長になっていた橋場恭也のもとに、数年ぶりに河瀬川からの連絡が入る第十一弾。やり直しの果てに選び取った忙しくも充実した日々。しかしそれを根底から揺さぶってしまう、追い詰められた河瀬川からのゲーム企画協力。時間は戻らず奇跡は二度起こらないと思いながら、隠しきれない高ぶる思いがあって、回り道をしてかけがえのない仲間たちが時を経て再集結する展開は熱いですね!次巻が最終回ということで、今から続巻が楽しみで仕方ありません。
  • オセロ
    2022/09/23
    クリエイターの道を諦め、広告代理店の社長として充実した日々を過ごす恭也。そんな恭也の元に未だにクリエイターの道でもがき続ける川瀬河からの電話が恭也の運命を動かすことに。 ゲーム制作の協力という川瀬河からの思いがけない依頼を今の自分に受ける資格はあるのかと揺れる恭也への思いがけないメッセージ、大学時代に諦めた恭也の夢をかつての仲間達と共に叶えようとする展開は最高に熱い! 遂に最終巻となる次巻が今から楽しみです!
  • わたー
    2022/09/26
    ★★★★★正直な話、前巻の終わり方には納得がいっていなかったので、今回がシリーズ全体の出来を左右するとまで思っていたのだが、蓋を開けてみればモヤモヤしていたところが全て解消されて、最終巻直前に相応しい内容になっていたと思う。華々しく活躍していく同期たちを前に、自分の才能の限界を感じ、エンタメ業界から逃げるようにして去ってから6年。彼の元に河瀬川が助けを求めに現れることから物語は再始動する。社畜として使い潰された1周目、ゲームの制作サイドとして幸せな生活を築いた2周目、