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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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ゆーき2023/01/183ネタバレありかっこうは今回そんなに登場しませんですが、面白いですねえ。 空を飛ぶしか取り柄がない初季が、強い虫憑きをギリギリで倒す。ほわほわした雰囲気なのに、裏では考えている。かっこいいなあって思います。 虫憑きではない普通の夕は、最後大喰いを退けるとは!成長したなあ。 詩歌は特環を脱走できて、良かったです。ムシバネのリーダーになったら、また悩むことが増えそうですが、居場所はできるかなあ。
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まろりん2014/05/053大助サイドではなくて詩歌サイドのお話。女の子達の逃避行と聞いて、きゃわわなイメージを事前にしていたけど、読んでみたら思ったよりハードで凄まじかったです。特に初季…。飛行能力は良くても他は凄く弱い初季の闘い方は胸をえぐるようでした。監禁生活を耐えるかのような大人しい詩歌も、救いとしてたったひとつのものを求めるのですが、その求めたものがあまりにも切ない。それがあれば頑張れるというのはわかるけど、それを支えに他の全てを耐えるのはとても悲しいな。しかもこの巻の最後で…まさか敵対しなきゃいけなくなっちゃうのかな。
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あわうみ2014/01/233再読。昔読んだときは「大助がどうなったか知りたい」と思って読み流していたので、大部分が忘れていて新鮮でした。読み直していると細かい伏線がところどころに張られていて、改めてこのシリーズのすごさを感じます。
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オクト2013/03/283詩歌、夕、初季の3日にわたる逃避行の話。最悪な場面からの最高の復讐でした。暗躍する中央本部が気になるところです。
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愕天王2010/07/203主役は『からす』と呼ばれる虫憑き。そして夕という名の一般人。 いつもと違った視点の物語なので新鮮な気持ちで読めます。 何より『からす』の人間性が魅力的。強さと弱さ、善と悪の間で揺れ動く葛藤にすごく人間らしさを感じました。 てゆーか熱いよ『からす』。これ、『からす』に泣く回だよね?泣いていいんだよね? その他にも『霞王』や『C』等、名前だけだった面々も登場してます。個人的に『霞王』が(ry。 そしてむしばねの新リーダー誕生や、東と中央の対立等、今後の勢力争いも楽しみです! 人間味溢れる物語。次も期待します!
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