ヴぁんぷ!
発売日 :
2004/05/25
成田良悟が描く“この世でいちばん吸血鬼らしくない吸血鬼”の物語。
【親愛なる日本の紳士淑女諸君! 月並な問い事で申し訳ないが――諸君は吸血鬼の存在を信じるかね?】
【――失敬、名乗るのが遅れたようだ。我が名はゲルハルト・フォン・バルシュタイン! このグローワース島を預かる、子爵の称号を賜りし吸血鬼! 自己紹介代わりに、我が島で起こった一つの騒動について話をしようではないか! ……まあ語らせてくれたまえ。暇なのだ】
【君が私の話を信じるも信じぬも、私が人にあらざる存在という事は一目瞭然であろう? 何しろ私の身体は――】
【――失敬、名乗るのが遅れたようだ。我が名はゲルハルト・フォン・バルシュタイン! このグローワース島を預かる、子爵の称号を賜りし吸血鬼! 自己紹介代わりに、我が島で起こった一つの騒動について話をしようではないか! ……まあ語らせてくれたまえ。暇なのだ】
【君が私の話を信じるも信じぬも、私が人にあらざる存在という事は一目瞭然であろう? 何しろ私の身体は――】
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 671円(本体610円+税)
- ISBN: 9784840226882
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みんなのレビュー
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miroku2017/09/1220ヴァンパイア多種多様。何でもあり。ここまでやれば立派なものだと思う。
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割れたオカリナ2015/12/1410ネタバレありさすが成田さんと言わざるを得ない、純粋に吸血鬼で結構激しいことをやってる気がするのにあまりそんな感じがしなくて読み終わってみると明るい印象があった たぶん液体のコミカルな吸血鬼や優しい吸血鬼とかコミカル調の吸血鬼が多いせいだと思う やっぱり成田作品は複数の思いが交錯する感じがたまらないよね そしてヴォッドがこれから何をしてどうなっていくのかが楽しみです 吸血鬼達がどんなことを巻き起こすのか、次巻に期待です
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END2013/08/0310『オツベル〜』を読んだ勢いで購入。最初はイマイチ入り込めないなと思ったけど、267ページからの急展開で一気に面白くなった。一番人間から程遠いのに一番人間臭い子爵。吸血鬼に恋する真っ直ぐで無鉄砲なミヒャエルなんかのキャラが好き。でも、一番はヴォッド!!最初はただのチンピラみたいだったのに、ラストに向けてのカッコ良さが凄すぎる☆さすが“偉大なる小悪党”ですな♪
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シン2013/03/129主人公という主人公がいなく、後半からのネタ晴らしがとても面白かった。ヴォッドが最後の方でイケメンに見えてきたのは俺だけではないはず・・・。それにしても子爵様があんだけ強いのに弱い部類に入っているとは思わなかった。
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草薙香里2017/06/288ネタバレあり結局誰も死んでないのかな?カタカナばかりだったので把握しにくい…。でも面白かったです。血液だけの吸血鬼って凄いな
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