冷酷な覇王の予期せぬ溺愛
発売日 :
2022/11/01
愛を不要と考える冷酷な覇王×心優しい王子
王子でありながら侮られ、帝国に人質として送られたレオナ。若き覇王・タールグは、王族らしくない彼が、わざと愚鈍を装っているのではと疑いを抱く。多くの裏切りを経験し、他人を信じることができなくなっていたのだ。レオナの真意を探るため、篭絡せんとタールグは甘い言葉で彼に迫る。一方レオナは、役に立ちたいと始めた品種改良を「偉大な仕事だ」と認められ、急速にタールグに惹かれていた。偽りのないレオナの純真さは、氷のように凝ったタールグの心を溶かし…?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784041129050
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2022/11/2031ネタバレあり面白かった。交互視点なので2人の心の変化がよくわかる。文字を認識できず、どぎつい色なども目にうるさく頭の中がぐちゃぐちゃになって疲弊するというレオナの個性を、皇帝タールグは独特な世界の中で生きていると解釈できるのが良い。レオナが『整う』という世界を2人でつくっていけたのだろうな。皇帝や護衛官は良いけどレオナのイラストだけがイメージと違う。
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ハル2022/11/2621ネタバレあり人を信じず知略策謀に長けた覇王タールグと人質として帝国にやって来たユクステール第二王子人レオナ レオナをオトすはずが自分がオトされてしまうタールグ。幼くしてツラい目にあっていれば人を信じられなくなっても仕方がないのかも。そのターグルがレオナを愛し変わっていくのが良かった♥あの冷酷なタールグがレオナにメロメロになり溺愛😍電子SSのタールグの甘さ♡美味しくいただきました💓
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アッちゃん2024/09/0419ネタバレあり作家さんの未読本…試し読みして続きが気になったので購入。いやもう、最初の攻めのムカつくことったら。無いわー。でも絶対落とそうとする方が完膚なきまでに落とされるはず…とそこを楽しみに読んだw文章が理解出来なくても、人の考えの裏が読めなくても、耳が良くて純粋で、そのまんまの良い子だから、裏切られ続けた攻めの愛されたいのに疑心暗鬼に固く閉ざされた心を癒してくれたんだろうけど。両視点での攻めが不器用がすぎるわ〜。電子特典のSSのような甘々がもっと読みたかったな。
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きょん2022/12/3018読み応えあり面白かった。若くして帝国を統べる皇帝×母国で蔑ろにされていた第二王子。受の抱える問題は今で言うHSPとディスクレシアだと思われるけど、そういう認識のない時代では単なる愚鈍とされたのも仕方なかったのかも。そんな不遇にもめげず民の為に自分の出来る事を探して頑張る受の純粋さに策士たちが次々に骨抜きにされるのが楽しい。そして今回受が攻に一目惚れをするシーンの「ぐちゃぐちゃだった世界が綺麗に落ち着きその中心に彼が居た」って表現にめちゃくちゃキュンと来た。
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ハル2023/03/0116ネタバレあり<再読> 皇帝タールグの変わりようwそして裏表のない素直で素朴なレオナは本人無自覚の人たらし😁レオナを落とすつもりがまんまと落とされ甘々溺愛💓面白かった👍
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