後宮妃の管理人 7 寵臣夫婦は出迎える

発売日 : 2022/11/15
因縁が燻る避暑地行。外交に後宮、それぞれの舞台を寵臣夫婦はどう捌く!?
黎暉大国に初夏が訪れた。健康管理に暑さは天敵。そこで優蘭たち健美省は、皇帝の勅命のもと、妃嬪たちの避暑地行きを催すことに。朗報に沸く後宮だったが――ただ一人、普段は目立たない充媛の藍珠に、何故か避暑地行きを拒まれてしまい!?
 一方、優蘭の夫で右丞相の皓月にも、不穏な知らせが届いていた。過去に軋轢がある隣国・杏津帝国の外交使節団がやって来るのだという。しかも優蘭たちが赴く、避暑地の離宮で出迎えることになり!?
 因縁燻る避暑地行。外交に後宮、両方の舞台を寵臣夫婦は捌けるか!?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784040743387

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みんなのレビュー

  • よっち
    2022/12/17
    黎暉大国に初夏が訪れ、皇帝の勅命のもと妃嬪たちの避暑地行きを催すことを計画する優蘭。一方、突然過去に軋轢がある隣国・杏津帝国の外交使節団がやって来る第七弾。朗報に沸く後宮の中でただ一人避暑地行きを拒む普段は目立たない充媛の藍珠。優蘭たちが赴く避暑地の離宮で出迎えることになった過激派と言われる皇弟・王虞淵と秘書・胡神美、そして皇弟の娘・王魅音。いくつかの問題があったものの、皓月・麗月や妃嬪たちとも力を合わせて乗り切ったことでその絆はさらに深まった感はありましたけど、不穏な展開はむしろこれからのようですね…。
  • よっしー
    2024/12/31
    後宮の妃たちを連れて避暑地に行くという珍しい展開。ただでさえバタバタな状況に加え、微妙な関係性の国から使節団まで来る始末。色々とありながらも表面上は平穏に事が進んだ様ですが、その裏は中々にきな臭い感じが漂っていました。今回は一波乱の前の予兆といった感じだったので、この先どんな展開になるのか。早めに続きを読もうと思います。
  • かなで
    2023/02/08
    ネタバレあり
    夏が暑すぎるということで妃含め避暑地に逃げようとしていた優蘭の前に、敵対国の皇弟・王虞淵と秘書・胡神美、そして皇弟の娘・王魅音の来訪の一方が入る。避暑地で妃たちと外交団を迎えることに。しかし、寵妃の藍珠から『避暑地には行きたくない』と聞いていたのが、外交団を迎えることで一転、藍珠は行きたいと言い出したことに、心配し始めていた。→四夫人とその配下たちの団結力は前巻までで理解していたが、中立派の妃までは目がいっていなかったようで、今巻になって急にまとまり始めた感が出ていたかな…。今巻は全体的にストーリー(続
  • ラムレーズン
    2022/12/03
    ネタバレあり
    妃嬪たちが酷暑の都から避暑地へ行くことが決まった直後に、元敵国から外交団が訪れることに。寵妃の過去や元敵国の思惑が混じり合う。今回は次への前章として不穏な種が蒔かれた感じ。毎回優蘭による逆転ホームランみたいな問題解決が楽しかったけど、今回はそれがないからちょっと物足りない。でも皓月の剣の腕や四夫人を中心に団結した妃嬪たちが楽しかった。早く次が読みたい!
  • 霖 - rin -
    2022/12/07
    優蘭と皓月2人の関係に糖度が増し増しになってきてニヤニヤが止まりません!遂にチラチラ出てきた杏津帝国とのお話。またまた不穏な雰囲気を伴っての最後で続きが気になるところですが…一巻から張ってた伏線回収完了!とあとがきにかかれていて、パッとどの部分だったか思い出せず悔しい…ということで、次新刊出る前に一から読み直す必要がありそうです…。四夫人、寵妃、麗月、梅香、紅麗、魅力ある女性が多い中、ここまで色々な視点でも見れてとても楽しい。次は誰の視点を見れるかなー