Missing 13 神降ろしの物語

発売日 : 2022/11/24
シリーズ累計150万部! 伝奇ホラーの超傑作、真に、完成す。
――“ともだち”が、来るよ。文芸部の物語は、終着地へ。

神隠しの少女、あやめ。神隠しに遭い、戻ってきた空目恭一。その空目を護ることを誓った村神俊也。呪われた血を持つ木戸野亜紀。愛のために友を裏切った近藤武巳。近藤のことをただ慕う日下部稜子。呪われた土地に立つ聖創学院。異界の到来を望む魔女、十叶詠子……。
すべての因果が揃った時、かつて神が棲んだ山から、“それ”がやって来る――。
鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作。クライマックス他、最重要シーンを大幅加筆修正の末、堂々完結!

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みんなのレビュー

  • 芙蓉
    2022/11/29
    ネタバレあり
    電撃文庫版既読。コミカライズ化おめでとうございます。その日の朝から聖創学院に広まった噂「今日、秘密のチャネリングがある」ともだちが―くるよ―。吹っ切れた村神が「いけ!」とかつての彼ならば絶対に言わないであろうことを空目に言えたシーン。よくやったと亜紀と村神を褒める陛下。コミカライズ化されるのでアニメ化も期待したいなあ深夜枠でガチで怖い演出でやってくれそう。
  • 白火
    2022/12/05
    新装版Missing、とうとう読了してしまった…。毎回何処もかしこも「あ、ここ変わってるな」と肌で感じるくらいに読み込んだ物語。クライマックスの詠子との対決は、旧版から大幅な加筆が入っていて、結末は変わらなくてもそこに至るまでが変わっている(詠子への止めとか、空目と俊也の最後のやり取りとか)。私は新旧どちらの描写も好きです。後書きに「一頁も未修正がない」とまである今回の新装版、これはもう「完全版」と呼ぶべきなのかもしれないな。
  • 椎名
    2022/11/28
    終盤の改稿、この年月を経ての情報量になんだかくらくらするな……。非常に満足できる新装版となり、コミカライズまで決まったことが喜ばしい。終盤が大きく改稿されたことにより、空目から村神に対して、あやめに対しての感情、関係性が非常に明確になり、魔王と呼ばれ異界に心を囚われていただけで、それでも人間だったのだと強く思えた。自分が思うよりずっと、彼は文芸部のメンバーのことを大切に思っていたのだろうなと。エピローグの亜紀も、これはやはり救いだろう。
  • 有機物ちゃん
    2022/12/09
    ネタバレあり
    最終巻。無感動の空目恭一。異界に行く事をずっと望んでいた人物で今まで異界に行かなかった理由に〝しがらみ〟と表現したそれは絆だ~‼そのしがらみは自分が消える事で精神的影響が出る村神、亜紀、稜子、武巳を想っての躊躇だったし、世界の終わりを前にした時に最優先になったのが友人達が怪異と交わらず人間らしく生きることだった。空目くん、共感はできずとも人の心を理解し汲んであげられる子だった事にホッとした…。武巳くんは頑張って欲しかったけど元々は凡庸すぎる子が無理してただけだから仕方ないかな…→
  • 冬野
    2022/12/15
    シリーズ最終巻。旧版未読なので終盤まで結末を予想できず、ずっとドキドキしたまま文章を追いかけた。とうとう始まった神降ろしの儀式。これまでの物語の因果が巡り、ここに結実する。いかなる存在も神野には敵わないだろう、と思っていたけれど嗚呼、そうなるのか…。それぞれの結末は皆があるべき姿であろうと意志を強く持った結果なのかなと感じる。切なくて苦くて爽やかもある素晴らしい青春ホラーでした…こういう余韻の残るホラーのラストシーンが一番好き。新装版刊行を機に読めて良かった。推し二人の未来が明るいことを願う。星:5/5