貢がれ姫と冷厳の白狼王 獣人の万能薬になるのは嫌なので全力で逃亡します
発売日 :
2022/12/01
孤独な王×生け贄の姫が運命を打ち破る――異種族ラブファンタジー!
人知れず森で育てられた王女ニーナは、《贄姫》と呼ばれ獣人の国の白狼王ヴォルガに貢がれる。
万病を癒やし強大な力を与えると伝わる血肉を捧げよ――って冗談じゃない! だが何度逃亡してもヴォルガに捕まってしまう。
そんな時、冷酷と思っていた彼が贄姫を求める理由を知り、心動かされたニーナは自由を条件に協力を申し出るが……?
運命が交わる時、獣人と人間の未来が変わる!! 第20回小説大賞奨励賞受賞作!
万病を癒やし強大な力を与えると伝わる血肉を捧げよ――って冗談じゃない! だが何度逃亡してもヴォルガに捕まってしまう。
そんな時、冷酷と思っていた彼が贄姫を求める理由を知り、心動かされたニーナは自由を条件に協力を申し出るが……?
運命が交わる時、獣人と人間の未来が変わる!! 第20回小説大賞奨励賞受賞作!
- レーベル: 角川ビーンズ文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784041131299
角川ビーンズ文庫の新刊
みんなのレビュー
-
アマノサカホコ2023/05/3010ネタバレあり大阪市図書館。贄姫として白狼王に喰われると知り逃亡して...捕食者と被食者の追う追われる追走劇が1番の見所。ヒーロー視点もありヒロインが忍者のようで凄い。後半から国の世情の説明が多く面白さは失速気味だが、ヒロインが思いやりに溢れていてキラキラと眩しくて前向きになろうと勇気をもらえる。ヒーローの存在が霞んでいるのでヒーローの見せ場を作り、事件も事情説明が多いのでもっとシンプルにして登場人物を減らしたらよかったかも★★★
-
史2023/03/064強かなるお姫様と孤独な王様のロマンス。ちょっと国家な部分がダイジェストっぽさかあったけれども、まあそこは本題ではないので。このレーベルとしてはアクション多め。まあ、悪くない。
-
十六夜2023/02/224養父代わりの師からあらゆるサバイバル術を叩き込まれたヒロイン、十五歳の誕生日の日にいきなり王家の使いがやってきてさらわれ、自分が獣人の国へ嫁ぐために育てられた贄姫だと知る。食べられるなんてまっぴら御免と脱走を企てるも、獣人の国の王ヒーローに捕まえられ連れ戻され……をくり返し、ようやくヒロインが思いとどまったところでヒーロー妹が病気で贄姫を欲していて~という話に。ヒロインがとにかくサバイバルすぎて恐ろしいのは置いておいて。最後は早足過ぎて和平交渉とかどうなった?って疑問が残るな。その辺は続刊での解決かな?
-
にゃお2024/01/072ヒロインの贄姫が逞し過ぎてビックリした!ヒーローの見せ場があんまりないけど、強いヒロインがそれを補ってる笑
-
京2023/01/302ネタバレあり人知れず森で育てられた王女・ニーナは万病を癒やし強大な力を与える血肉を持つ贄姫として獣人の国の白狼王・ヴォルガに貢がれてしまう。贄姫を求める理由といい基本的にヴォルガは全てにおいて説明不足で、ニーナはニーナで思ったら一直線でジレジレ感~~~。ニーナが強く逞しいヒロインなのもよかったです。序盤は本気でヴォルガと殺し合うのかと思った。スコルドは今までがあまりにも可哀想で彼も被害者で何かしらの形で救われてほしかったな…。ヴォルガ、冷酷な王なのに獣人ゆえ尻尾に感情が出てしまうのが好き。
powered by
レビューをもっと見る