僕は、騎士学院のモニカ。
発売日 :
2023/01/20
少女がくれた学園生活。少女のための学園ファンタジー
伝説の騎士は蘇った――なぜか自分を看取った少女の身体で。
少女・モニカが自らの命を譲ってくれたことを知った“僕”は『騎士になりたかった』という彼女の意思に応えるためにモニカの名を受け継いで騎士学院に通うことを決意する。
だが生まれて初めて経験する学園生活、それも女子寮。生前の“僕”に憧れる少女たちに囲まれる日々に戸惑いつつ、衰えない剣の技量を示すことで、モニカの名は瞬く間に学院で一目置かれる存在になる。そうして学院で強き騎士の姿を示す中で“僕”は知る――なぜ彼女が“僕”に命を譲ってくれたのかを。
少女のため伝説の騎士が駆け抜ける。学園ファンタジー!
少女・モニカが自らの命を譲ってくれたことを知った“僕”は『騎士になりたかった』という彼女の意思に応えるためにモニカの名を受け継いで騎士学院に通うことを決意する。
だが生まれて初めて経験する学園生活、それも女子寮。生前の“僕”に憧れる少女たちに囲まれる日々に戸惑いつつ、衰えない剣の技量を示すことで、モニカの名は瞬く間に学院で一目置かれる存在になる。そうして学院で強き騎士の姿を示す中で“僕”は知る――なぜ彼女が“僕”に命を譲ってくれたのかを。
少女のため伝説の騎士が駆け抜ける。学園ファンタジー!
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784040748436
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2023/01/2034なぜか自分の最期を看取った少女モニカの身体で蘇った伝説の騎士ダレン。命を譲ってくれた彼女の意思を継いで、本来女性にはなれないはずの騎士を目指す学園ファンタジー。全力の剣技に耐えられない女性の身体というアンバランスさを抱えながら、同級生の騎士アルを圧倒して力を証明してみせたモニカ。一方で暗示される不穏な雰囲気の正体。読みやすかった反面、各キャラや事件の背景はもう少し掘り下げても良かったかなと感じましたが、危機的状況に直面する中でも、彼女たちの想いに向き合うことを忘れなかったその結末はなかなか良かったですね。
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Liuche2024/09/2926ネタバレあり【KU】憧れの人に成りたい、の対象だった主人公が瀕死の時に魂を移されるのが重い。主人公は死にたくなかったから感謝してるけど演奏者の女の子の感情が重い。主人公の前向きで懐の深いところは尊敬するよ。
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まっさん2023/03/1319★★☆ ファンタジア大賞銀賞受賞作品。 一匹狼ながらも人知れず困っている人々を助け続けた伝説の騎士・ダレン。人類にとって史上最凶の天敵・ディザストロを相討ちの形で倒した彼が、その命を散らそうとする瞬間に現れた少女・モニカの身体に憑依する事で生まれ変わってしまうお話。この手の、ある日突然見知らぬ人の身体に乗り移っていた系の作品では珍しく前の人格がどうなったのかがきちんと描写されているので好印象。物語の山場に当たる戦闘シーンもページを割いて長く描かれていたので、そういう意味ではとても満足出来るものとなって→
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ホシナーたかはし2023/02/0218最近のラノベ受賞作の中では及第点、「ハーメルンのバイオリン弾き」の派生。女の子が剣をふるえばどうなるか、無事で済まないところをもてあますことなく書いているところ、厄災であるディソナンスに関する説明が不足しているのは正体不明だから、敵が身内に潜んでいる、そこまではまだ良い。ただ、外道士の説明が一切なかったところ、必要な部分が欠落している中突如サービスシーンが入ったのは、考えどころ。
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真白優樹2023/01/2216音楽と共に発展してきた国で、人類の天敵の中の最強の存在と相討ちになった騎士が、自身を看取った少女の身体に転生し始まる物語。―――誰にもなれぬ、それでも叶える。二つの心が未来を掴む。 女性にしか使えぬ術を補助に剣術を用い力を示す中、街を揺らす事件に立ち向かう物語であり、物語の中で明かされていく思いが真っ直ぐな、心を揺らしてくるファンタジーである。独自の世界観に溢れたファンタジーが読んでみたい読者様は是非。始まったばかりの騎士としての道。果たして騎士は少女の心と、何処へ進んでいくのか。 次巻も楽しみである。
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