君を守るは月花の刃 白き花婿
発売日 :
2023/02/01
研ぎ澄まされた少女は、花婿を守る“刃”となる。
天才暗殺者・虚空に拾われるも、適性がなく落ちこぼれの少女・紗月。
和平の婿入り行列に男装して潜入する初任務の最中、標的である若君・幸白に見抜かれ、逆に守るよう脅迫される。
それは“裏切り者としての死”を意味して――だが「死ねない」と口にする幸白の危うさに紗月は興味を惹かれる。
さらにその道行きは紗月の過去につながっていき……!?
「君の強さと脆さに惹かれたんだよ」
孤独な二人の和風ファンタジー!!
和平の婿入り行列に男装して潜入する初任務の最中、標的である若君・幸白に見抜かれ、逆に守るよう脅迫される。
それは“裏切り者としての死”を意味して――だが「死ねない」と口にする幸白の危うさに紗月は興味を惹かれる。
さらにその道行きは紗月の過去につながっていき……!?
「君の強さと脆さに惹かれたんだよ」
孤独な二人の和風ファンタジー!!
- レーベル: 角川ビーンズ文庫
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784041133927
角川ビーンズ文庫の新刊
みんなのレビュー
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タッキー2023/08/1311点訳のために読んだ本。住んでいた村が滅ぼされたことをきっかけに、暗殺者として育てられた少女。国主の息子を暗殺するという初めての任務に失敗し、その相手と結ばれるという流れ。淡々と予想通りのシナリオで進み、起伏らしい起伏があるわけでもなく、捻りもなんの驚きもなく、まるで誰でも書けるのではと思わせるような小説でした。
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冬野2023/02/196架空の日本(時代は戦国あたり)が舞台のファンタジーロマンス。面白そうな設定は多いが、説明のためのNPC的な人が登場したり、要素過多で制御しきれてない印象。台詞よりエピソードで世界観を語ってほしい。架空世界だが時代性を削ぐ性格の人物や言葉が出てくるとやはり気になる(戦も多いのに梓の国主は甘すぎる)。全体的に描写が淡白で、もっと視点主の辛さや葛藤やときめきを感じたかった。沙月と幸白の気持ちは恋情というより親愛に近いと思うけど、恋愛感情恃みで暴走する人達より落ち着いた関係が好みなので嫌いではない。星:3.5/5
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京2023/03/244ネタバレあり暗殺者の修行を積んだものの落ちこぼれの紗月は初任務の最中、標的である若君・幸白に正体を見抜かれ逆に守るよう脅迫される。幸白と共に行動するうちに紗月の出自もわかり…。設定は面白いけど全体的に淡々としていた印象。そんな策で大丈夫?甘すぎない?って気が気じゃなかった。紗月と幸白の恋愛は育ちもあってか年齢のわりに落ち着いてて作品の世界観にピッタリでした。幸継と幸白の兄弟関係が好きです。
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よっしー2024/01/183ネタバレあり結構面白いと思われる設定なんだけど、とにかく淡々と進んだ印象。紗月は暗殺者として育てられているけど、虚空は紗月を「暗殺者」にするか(無意識に)迷っていたのかな?と願望込みで思った。まあ一度でも任務(暗殺)を遂行していたら、月白とはどうにもなれなかっただろうからね…。
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くまくま2023/03/163物語が淡々と進み盛り上がりが欠ける
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