はぐれ皇子と破国の炎魔~龍久国継承戦~
発売日 :
2023/02/10
化物どもは王宮ごと燃やし尽くすのが一番だ!
龍久国では、強大な使い魔を従えた皇子達が政治から妖怪退治まで活躍していたが、第九皇子・紅運は、一人使い魔を持たぬあまりもの。しかし、皇帝の死を機に起きた宮廷の危機を救うため、最強の魔物の封印を解いてしまう!
目覚めた大魔は、一見ガラは悪いが、過去を教え、あれこれ助言をくれたりして……?
大量の死霊や妖怪を一度に焼き払い、獅子の姿で空を駆ける力を手に入れた紅運は、大魔の過去を知りつつ、相次ぐ凶事の発生に対処していく!
目覚めた大魔は、一見ガラは悪いが、過去を教え、あれこれ助言をくれたりして……?
大量の死霊や妖怪を一度に焼き払い、獅子の姿で空を駆ける力を手に入れた紅運は、大魔の過去を知りつつ、相次ぐ凶事の発生に対処していく!
- レーベル: カドカワBOOKS
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784040748160
カドカワBOOKSの新刊
みんなのレビュー
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まぁ2023/03/108戦うイケメンというかひたすら戦っているなと思いました。皇位継承戦なので、ドロドロ兄弟バトルかと思いきや、兄弟仲は悪くないと言いますかひっそり仲良しであったり巨大感情を向けていたりと戦いは継承争いよりもより大きな敵に対して協力して怪獣映画のようになっているのが個人的にはツボでした。妖魔との主従バディでもあったのですが、私的には皇太子含む双子組がよりツボです。
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スプリント2025/02/245ネタバレあり大魔の名前がなかなか覚えられなかった。 兄弟相乱れて後継者争いをするのかと思いきや黒以外はみんな兄弟思いのいい皇子たちだった。
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史2023/08/155継承戦という文字列で想起されるのは政争劇である。まずそこで外された感覚に陥る。主題はアクションであやかしモノであるとわかればそういものだと飲み込めるが。しかしながらとにかくキャラクターが多い。都合上9×2の組み合わせがあり、さらに親類や従者までもがいるわけで、これほど出すなら巻初にキャラクター紹介を置いていただいた方が読者としては助かる。という風に、不満を持たせないやり方は幾らでもあったのにそれを怠った作品である。最初からキャラ展開を狙い過ぎとも言える。なんとも。
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さーさん2023/04/124ネタバレあり皇子が大魔を従えて妖退治をする龍久国。大魔を持たぬ役立たずの第九皇子・紅運は、宮廷の危機にかつて大罪を犯した破国の炎魔の封印を解いてしまう。大魔×皇子バディによるバトルファンタジー。皇帝の遺言で骨肉争うことになると思いきや、むしろ兄弟仲を深めてゆく。破国の炎魔・狻猊もちらちらお人好しさが顔を出し、紅運とは兄弟のよう。ひたすらバトル続きで最終決戦まで一直線。それぞれの兄弟事情も切なく、勢いよくハートフルに読めて楽しかった。続くのかしら。
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asamewa2023/04/063皇帝の遺言で争うことになるのかと思いきや、兄弟間の仲がさほど悪くなく、化け物を倒す異能バトル!戦闘描写が爽快で熱い!合間に挟まれる腹違いの皇子達の兄弟愛が最高でした! web版から大幅な変更があるのですが、こちらも大変面白かったです。むしろ両方読めるのがすごくお得でした。
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