心が読める王女は婚約者の溺愛に気づかない
発売日 :
2023/04/01
万能王女は好きな人の心だけ読めない――!? すれちがいラブ!
数々の魔法を使いこなす第一王女・エステリーゼ。
そんな彼女の悩みは、やたら愛を囁いてくる婚約者・セオドアの存在。
なぜなら「エステル、愛しています(本当は好きじゃないけど)」って、
読心魔法で心の内がお見通しだから!
だけど必死な彼が本気にも思えてきて――
まさか、心の声が間違っているの?(※正解)
彼の心だけ正しく読めないのには、とある事情が……?
勘ちがい王女と不憫な婚約者の、すれちがいラブコメ!
そんな彼女の悩みは、やたら愛を囁いてくる婚約者・セオドアの存在。
なぜなら「エステル、愛しています(本当は好きじゃないけど)」って、
読心魔法で心の内がお見通しだから!
だけど必死な彼が本気にも思えてきて――
まさか、心の声が間違っているの?(※正解)
彼の心だけ正しく読めないのには、とある事情が……?
勘ちがい王女と不憫な婚約者の、すれちがいラブコメ!
- レーベル: 角川ビーンズ文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041135945
角川ビーンズ文庫の新刊
みんなのレビュー
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nishiyan2023/04/0814聖女の末裔で様々な魔法が使える第一王女エステリーゼ。その中の一つ、読心魔法のせいで溺愛してくる婚約者セオドアが内心では自分を嫌っているとわかり…というすれ違いラブストーリー。元々は相思相愛だった二人だが…というのが肝の本作。隣国である帝国のお家騒動に巻き込まれつつ、読心魔法によって人の心を実体化したコルに助けられたり、振り回されたりとドタバタする展開は面白かった。セオドアのコルがエステリーゼを嫌悪する理由がわかり、全てが解決して今度は心身ともに始まる溺愛攻勢に彼女はどうするのだろうとふと思うラストだった。
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アマノサカホコ2024/09/2610ネタバレあり大阪市図書館。心が読める次期女王ヒロインと次期王配ヒーローとの恋の物語。ヒーローの心の声を発する二頭身の分身はヒロインの事を毛嫌いしていて、ヒーロー自身はヒロインの側にいたいという。真実が知りたくて読んだ。ヒロインがヒーローの気持ちを信じられないのは能力上わかるし、ヒーローはヒロインに想いを寄せているのに冷たい態度を取られしょんぼりのガッカリのきゅーんきゅーんと切なく鳴いてるよう(笑)このすれ違いを楽しんだ。ヒロインとの出会いのヒーロー視点がお気に入り。ヒロインの能力でなんでもありな感じは否めない★★★
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cha_saku022023/04/205ネタバレあり心が読める王女エステリーゼ。 心はコルという実体を持ち彼女はそれを見て聞く事が出来る。婚約者セオドアのコルはエステリーゼを嫌悪している…いくらセオドアの事を好きでもコルの態度や嫌悪丸出しの心無い言葉は彼女を傷つけているので呪いのせいだとしても本当に辛い…。しかもセオドア本人はエステリーゼを好きなのにコルのせいで信じてもらえずすれ違い。なんとかお互いの想いが通じたけれど、母上もう少し早く教えてあげればいいのに。自分も辛かったはずなのにな。 結婚して本来のコルの言葉がわかるとまぁそれはそれで大変そう(笑)
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史2023/07/063目に見えないもの、目に見えるもの。どちらも正しく、どちらも騙す。愛しているから呪われるというのが魅力的。願わくは二人に永遠の愛を。好きですねえ。
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bulbul2023/04/043心が読める王女エステリーゼは大好きな婚約者セオドアの甘い態度とは裏腹の心底毛嫌いするコル(三等身の人の心の姿)に傷つく毎日……。タイトルでは「気づかない」となってるから、本編とは微妙に違ってるよね? だからモヤモヤしながら読み始めました。まあ、半分以降からはセオドアの献身とエステリーゼを襲う陰謀の面白さでサクサク読めました。が、嫌悪感丸出しのセオドアのコルの謎は判明したけれど、これでよく王家が存続出来たものですね。無理難題でちょっと引いた。面白かったけど、スッキリとは終われない読後感。
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