シリーズ作品
一覧で見る
角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
absinthe2021/03/15170あえて言われなくてもハルヒはいつも暴走している。無敵の長門有希の介入を如何に和らげるか、作者の苦労が垣間見える展開。長門が全力を開放したらつまらなくなってしまう話もあるからだろう。永遠に続いてしまう夏休み、摩訶不思議な冬山の山荘から出られなくなる冬休み。キョンのツッコミがさえわたる。
-
海猫2011/07/09146季節的にもエンドレスエイトが印象に残った。射手座の日のスペースオペラ的味わいも良い。バラエティーに富んだ短編集。
-
kaizen@名古屋de朝活読書会2011/09/0398ネタバレあり涼宮ハルヒの憂鬱シリーズの第5弾。「憂鬱」、「溜息」、「退屈」、「消失」の次。短編構成になっていて、エンドレスエイト、射手座の日、雪山症候群からなる。エイトがエンドレスなのは、8月の8という文字を横にすると、無限大という記号になることと関係しているかもしれない。涼宮ハルヒが、オイラーの方程式を知っていることが、雪山症候群での鍵になっている。ケーニヒスベルグの橋のような、トポロジーの問題もでてくる。
-
mitei2010/01/2789表紙も微笑ましい感じだけど中身はフェルマーの定理やSFチックな要素が盛り込まれていて勉強になるというか面白かった。エンドレスエイトとか有名な話が盛り込まれていたのも良かった点。
-
ゼロ2025/04/2583涼宮ハルヒシリーズの5冊目。短中編集で、特に「エンドレスエイト」は、夏休みを繰り返すSFモノで、短いながらも内容は充実していた。全体的に長門の活躍が目に付き、キョンは何かあれば、長門に頼っているのが分かる。そんな長門が、「雪山症候群」で熱を出して倒れるという構成は見事。他に「射手座の日」では、コンピ研とゲームをし、相手の不正ですら、SOS団は正面から打ち負かしてやるので、カタルシスはあった。表題に「暴走」とはあるが、長門が熱を出せば、ハルヒは心配するし、傍若無人というわけでないのが読み取れました。
powered by
レビューをもっと見る