華炎の葬奏
発売日 :
2023/05/15
生き残った名家の少女と世界に疎まれた青年が、契約を交わし怨霊を討つ!
現代社会の裏側、呪術師たちのオークションへ、深凪は自身を売りに出した。その価値は、一夜にして滅んだ呪術界の名家・櫻木家の唯一の生き残りであること。対価に望むのは、櫻木家を滅ぼした怨霊『黒の御方』の調伏。会場の誰もが躊躇うなか、一人の青年・祀鶴が名乗りを上げる。彼こそ呪術師たちに忌み嫌われる術師殺しの一族・錦野家の現当主だった。
「その覚悟に敬意を表して、お前を買ってやる」そんな祀鶴の手を取る深凪。調伏を望む『黒の御方』が、自分を虐げてきた義母の、怨霊と化した姿だと知って――。
「その覚悟に敬意を表して、お前を買ってやる」そんな祀鶴の手を取る深凪。調伏を望む『黒の御方』が、自分を虐げてきた義母の、怨霊と化した姿だと知って――。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040749105
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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ダージリン2023/07/0723呪術系のアクションと、恋愛というよりは血は繋がってないけれど家族的な暖かみがとても良かったです!
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にゃうぴょん2023/09/258面白かったです。呪術師のオークションに自分自身を売りに出した深凪。彼女が家族の温かさを知り進んで行けるようになって良かったです。まだまだ解決してない謎もあるので続きが出たら読んでみたいです。
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イカまりこ2025/05/256売れたら続編が出る系?一応一冊でこのエピソードは収拾されてるけど、呪術師たちの争いはまだここから始まるみたいな終わりだった。後半の物語の展開と残りページ数で尻切れとんぼで終わるんじゃイヤだなと思ってた。ところが、まとめるのがお上手なのか、精神世界のシーンだったからか、時が止まったと錯覚するほどぎゅぎゅっと凝縮されてたラスト数十ページ。主張することなく生きてきたヒロインが、変化していく姿がよかったけど、彼女は自らを取引材料に使うっていう最初の一歩から強かったんだろうな。隠されてた能力をちゃんと知りたい。
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色素薄い系2023/08/274これは続きが出たら面白くなりそうな気がする。一番驚いたのは祀鶴が高校生だった事だよ。その年齢で当主とか絶対錦野の家の中で認めてない人いるでしょ。まぁここら辺は今回の事件とは関係ないけど。深凪が最後深凪として受け入れてくれる場所を手に入れた事で自己主張(と言っても喜怒哀楽を示すくらいだけど)出来るまでに成長したのが良かった。
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水無月冬弥2023/06/134硯朱華先生(@Iyo_Anzaki)の #ラノベ あらすじやイラストからよくある力のないと思われていた少女がイケメンに溺愛されて強力な異能を発動させる!という展開だと思ったのに。溺愛というより「おもしれえ女」系だったのにちょっとびっくり、ヒロインの深凪はまだオドオドしているし、恋人ではなっていないけど、家族になっているし、敵はとんずらしたし、今後どうなるか楽しみです。
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