ルナティック・ム-ン 4
発売日 :
2004/11/25
機械都市バベルが秘す驚愕の真実が明らかに!次巻完結に向け、物語はクライマックスへ!
機械都市バベルの深層に隠された有機溶媒のプール。その水面を揺らしながら一人の少女が浸っていた。半ば狂気に犯された少女―。だが、彼女こそが、かつて地球を荒廃に導いた“融合”の能力を持つ“稀存種”だった…。 一方、ルナとシオンは作戦行動中、ロイドに捕らわれ、第3稀存種エンダの元に連れていかれる。そして、エンダから驚愕の真実を聞かされることに…。 果たして、バベルは7人の“稀存種”を使い何を行おうとしていたのか!?バベルが秘す真の目的とは何か!?
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 759円(本体690円+税)
- ISBN: 9784840228459
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みんなのレビュー
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Tim2011/08/133ストーリーもキャラの関係も大きく動いた巻。たった一巻分でここまで綺麗にラストに向けた展開をするとは思わなかった。描写はグロテスクだし登場人物は容赦なく死ぬし陰鬱な話ばかりだけども、だからこそ登場人物同士の絆や壊れていく過程に人間らしさを感じる。全員死なないでとは言わないので、綺麗に終わることを期待して最終巻を読むことにする。
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はれちゃ2021/07/172ネタバレありクライマックス近づいてきたな…!という思いで一気に読んでしまった。エデンの最終目的、ラスボスか?と思われていたロイドの思いと過去が怒涛の勢いで明かされて、すごく盛り上がってきたなと感じる。ルナとシオンの関係、急に進展したなと思わなくもないけれど、1巻からお互いの心情が良く描写されていたので納得感があって良いな。新登場人物、エンダの境遇は想像したら絶対なりたくない…。あと登場人物たち、多いようで少ないようで多い?ような気がするけど、相関図がさらさら書けそうなくらい感情むき出しなのが分かってすごい良いな。
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はつかねずみ2016/03/072ネタバレあり再読。 エデンの思惑、ロイドの目的、明かされる稀存種の本来の目的。 大きな流れに翻弄されながらも自分を貫きパートナーを信じるルナとシオン、これから先のシリーズで見られる形の原形が熱く、そして面白かった。 そして、シオンを生かすために突き飛ばすレインには泣けた。 ラスト1巻、早く読まなきゃ……。
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鬼平2011/04/142ルナとシオンの絆というかそういうものに気づく様が良い。ルナティックムーンはラノベなのに全然ライトじゃない。悲惨…陰惨とも言うべきか?でも、二人の存在が儚げでそれが良い。
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mond552015/09/061キチキチと歯車がゆっくりと廻る。長い4巻でした、伏線を回収しまくり、本編は何と無く進む、さあさあ、舞台は揃った。後は、どう、魅せるのか_φ(・_・
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