わたし、二番目の彼女でいいから。 6

発売日 : 2023/07/07
この関係は、この感情は今度こそ秘密――。大学生編、再びの泥沼へ突入。
三年ぶりに会う橘さん。彼女の感情はあの時から変わっていなかった。まるで子供が宝物を扱うように、想い出を握りしめたままで……。
 けれども俺には遠野との未来があって、誰もが傷つかず、幸せになる落としどころを探さなくちゃいけない。
 早坂さんと感傷的な気分に溶け合うのも、宮前からの誘惑だって、すべては一過性のものであるはずだ。
 だからこの関係は、否応なく沸き立つ感情は、今度こそ隠し通さないと――。
 大学生編、再びの泥沼へ突入。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784049151282

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2023/07/07
    ネタバレあり
    【BW】桐島と交際を始めた遠野さんの隣室に橘さんが引っ越してきた。という波乱の展開しか予想されない前回ラストを受けて始まる第6巻は、表紙に描かれる宮前&橘さんと桐島との関わり合いを中心に進んで行くわけですが、相変わらず桐島がまぁひどい。彼女たち幸せのためと言いながら彼女たちの本心を考えないから、結局桐島のクズ度がさらに上がる結果になってしまうのは必然と言えましょう。何も知らない遠野さんが全てを知ってしまったらどうなることか…。これまで以上の修羅場が予想される結末に、続編への期待が大いに高まるのです。
  • よっち
    2023/07/07
    成長したところと変わらないところが同居する橘との三年ぶりの再会。桐山は彼女である遠野の存在を意識しつつ、誰もが傷つかず幸せになる落としどころを模索する第六弾。かけがえのない想い出を握りしめたまま声を失っていた橘。そして水面下で感傷的な気分を密かに共有する早坂の存在感が密かに増してゆく一方で、桐島への依存具合が進んでいるようにしか見えない宮前に不安を覚える遠野。そのまま終わるわけがなく、むしろ浜波のツッコミが冴え渡るこんな展開が読みたかったわけで、このカオスな状況を遠野がどう受け止めるのか続刊が楽しみです。
  • S.T.
    2023/09/17
    ネタバレあり
    はい。結局こうなりましたとさ。彼女がいる桐島を好きなことを隠すことも出来ないような宮前に、無理矢理ほかの彼氏を作ろうとしたところで、こうなるわな。あと面白かったのは、主人公に渾身で太鼓を叩かせておいて、ヒロインに「いや、ふんどし姿で太鼓叩かれても」と言わせる作者wその通りなんだけどね。女子的容赦のなさが良いわ。結局宮前ともいくところまで行って、思い出の二人に即バレで、次巻で最後に遠野を泣かせるんだろうが…(さっぱり振るような気もする)。大学編の締めというか、学生時代の恋の終わりをここから一体どうするのよ。
  • tks135792468
    2023/07/08
    ネタバレあり
    とりあえず脅威なのは未だ早坂さんと一線超えてないんよね。という話。なんかわけわからんけど女を侍らすクズっているよね。とりあえず、誰かの言葉を借りてしか話を進められない奴は信頼しちゃダメってことだ← さ、あともう2人追加したら日替わり成立するぜ?wもうそういう感情でないとこの話読めないwww 次巻はシリーズ始まって以来の泥沼ですねえ…… ふと思ったけど、3人ともがフラットに"二番目"であり続ける事それすらもできないでしょコレwwww 次巻もう修羅場しかないなあw
  • わゆ
    2023/07/07
    波乱の京都・大学編の第2幕。高校時代の“2人の彼女”、今の彼女、そして自分に“依存”する女の子の4人に囲まれる主人公。自身を愛を与えるエーリッヒと称し、様々な問題に対処しようとするが、6巻まで付き合った読者こそ感じられる「嫌な予感しかしないよ桐島。」的な感情を抱きながら最後まで楽しく読み進めることができた。大学編ということもあり、性描写も強めになってきており、ヒロイン達の熱や匂いが生々しく読み手に伝わる文章がますますの強くなっているのも良い。桐島エーリッヒ、ここ(6巻)に眠る―――。