雨宮兄弟の骨董事件簿 2

発売日 : 2023/07/21
大好評! 訳アリ兄弟と世話焼き刑事のアンティーク・ミステリ第2弾!
◇あらすじ◇

横浜の片隅に佇むチョコレート色の小さな店、雨宮骨董店。若きディーラー・雨宮陽人と弟の海星、陽人の旧友で刑事の本木匡士は、アンティークが関わる数々の事件を解決してきた。
そんな中、仕事で長らく海外にいた雨宮兄弟の父親が帰国する。けれど、再会前にその父親がとある事件の容疑者となってしまって……!? 三人は事件に関わる「呪いの椅子」と呼ばれる骨董品を調べ始めるが……。

美と謎に満ちた骨董ミステリ第2弾。

◇登場人物◇

雨宮陽人(あまみやはると)
24歳のディーラー。お人好しで明るく誰からも好かれる。

雨宮海星(あまみやかいせい)
陽人の弟。病弱な人嫌いで、ある不思議な力を持つ。

本木匡士(ほんもくきょうじ)
25歳。刑事。陽人とは旧知の仲。

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

角川文庫 キャラクター文芸の新刊

  • 今宵は異世界探偵事務所で
    NEW
    今宵は異世界探偵事務所で
    モブな俺は異世界で名探偵になれるのか!? 奇想天外ファンタジー!
    夜光花 (著者) / 石田惠美 (イラスト)
    発売日: 2025/07/25
    角川文庫 キャラクター文芸
  • 最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ
    NEW
    最後の晩ごはん さびしんぼうと大きなシュウマイ
    美味しい料理と優しい人々が織りなす大人気シリーズ、第21弾!
    椹野道流 (著者) / くにみつ (イラスト)
    発売日: 2025/07/25
    角川文庫 キャラクター文芸
  • DOPE 麻薬取締部特捜課 2 アナザー・ヴェノム
    NEW
    DOPE 麻薬取締部特捜課 2 アナザー・ヴェノム
    犯罪者になる者とならない者の差はどこにあるのか――。ドラマ化の話題作!
    木崎ちあき (著者) / 尾方 富生 (イラスト)
    発売日: 2025/07/25
    角川文庫 キャラクター文芸
  • 蜂蜜記者と珈琲騎士 ブリンディル王国事件録
    NEW
    蜂蜜記者と珈琲騎士 ブリンディル王国事件録
    新米記者と身分を隠した近衛騎士の、恋と仕事の事件録!
    綾束 乙 (著者) / 珠梨やすゆき (イラスト)
    発売日: 2025/07/25
    角川文庫 キャラクター文芸
  • 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。 18
    NEW
    丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。 18
    ついに模倣犯の真相が明らかに!? 第六メンバー総出のシリーズ第18巻!
    竹村優希 (著者) / カズアキ (イラスト)
    発売日: 2025/07/25
    角川文庫 キャラクター文芸

みんなのレビュー

  • 雪紫
    2023/08/26
    楽しく読めるアンティーク知識に、何気ない言葉。そしてアンティークの謎を通して、ザクザクした関係者の心をほぐす、優しさに満ちた作風。アンティークとしてはゴフレットの真実が、謎と解放はペディキュア箱が好み。ペディキュアにこんな歴史があったとは・・・。呪いの椅子は初めて知ったけど現実にもこうした理由がありそう・・・。
  • はつばあば
    2023/10/25
    陽人にとって海星は何者にも代えがたい弟。そして匡士にとってはこの二人は・・なんなんでしょうね(#^.^#)。アンティークの話は勉強になります、そして面白い。長らく海外にいた雨宮兄弟の両親が帰ってくる途中で山で遭難した人の犯人として現地の警察留め置かれていると。ベルジェールの椅子って初めてみました(#^.^#)。優雅な椅子でしたがこういう椅子に磁石を用いるなんて・・あまりいい趣味とは言えませんが面白い内容でした。まだ海星の事がわかっていません。続きが出るまで待ちますが・・一巻から読み直さねばならないでしょう
  • さっちゃん
    2024/01/16
    アンティーク×ミステリ第2弾。アンティークの知識は皆無だけど、柔らかな雰囲気が心地良いしアンティークの蘊蓄も興味深くて面白い。マイベストは「ペディキュア箱」。駄菓子屋のおばあちゃん、認知症の夫を抱えて大変だと思っていたけど毎日こんな素敵な時間があるなんて! 読後感が最高だった。呪いの椅子なんて初めて知った。店内にポンと置いておかないでほしいわ…。陽人と海星の両親が帰国して、物語に動きが出るのか。海星の秘密は明らかになってくるのか。次作が楽しみ。
  • kei302
    2023/12/20
    高里椎奈構文(!)に馴染むまで流れに乗れなくて前半を読み進めるのが大変だったが、後半はサクサク読めた。表紙は兄の雨宮陽人と刑事の本木匡士。妖精さんが見える海星、箱に入れて捨てられていた海星の謎を父が探っているようで、続きが気になる。
  • よっしー
    2025/03/12
    久しぶりに読んだので、設定を忘れてて…読み進めながら思い出した感じになりました。今回も様々な骨董品が登場、自分の知らなかった物の知識が増えました。今回は2人の両親も登場、かなりの自由人だろうと予想はしてましたが、外れていない予感がヒシヒシとしています。次の巻ではもう少し深く掘り下げて書いてあるのかな?