妹はカノジョにできないのに 5

発売日 : 2023/11/10
世界一カワイイ妹と“絶対に”結ばれるラブコメ、シリーズ完結!
 ついに春太と別れ、“妹”になることを決めた晶穂。
 一方、中学卒業を区切りに、雪季が妹を卒業し、家を出ていく日も近づいてきて……。
 俺たちは家族や恋愛や友情に迷い悩み、これからも色んなことが起きるだろう。
 けど、確かに言えることがあるなら――やっぱり妹は一番カワイイ!
 妹と“絶対に”結ばれるラブコメ、シリーズ完結!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784049151275

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2023/11/11
    【BW】本作品は標題が秀逸でした。「できないのに」に続くのは後ろめたさに満ちた否定的な言葉です。すなわち、本標題は妹とカノジョの間で揺れ動く、春太と雪季と晶穂の葛藤を見事に言い表していると思うのです。従って最終巻である今回、全て収まるべきところに収まった結末を迎え、この標題が前向きな意味に転じたところにカタルシスを感じて震えました。そして本作品は、”関係性”に翻弄される春太ら三人のラブコメであると同時に、思春期の少年少女たちが子供から大人に向けて一歩踏み出していく青春物語であったとも感じました。傑作です。
  • よっち
    2023/11/11
    ついに春太と別れ、“妹”になることを決めた晶穂。一方、中学卒業を区切りに、雪季が妹を卒業し、家を出ていく日も近づいてくる日々を描いた妹と“絶対に”結ばれるラブコメ第五弾。退院後、春太の家に引き取られて一緒に住むことになった晶穂の決意と、急速に注目を集めてゆく彼女の音楽活動にしっかり巻き込まれてゆく春太。雪季に意外な出会いもあったりする中で、春太と雪季が二人の関係に出した結論。多くの歳下ヒロインに慕われる姿が描かれる春太は相変わらずで苦笑いでしたけど、この物語らしいと思った結末を最後まで読めて良かったです。
  • はじめまこと
    2023/11/10
    最高の完結巻でした!! いやぁ春になって"近づく"キャラと"遠ざかる"キャラの対比が上手いですねぇ なんか最初から最後まで関係の精算をしてた気がする やっぱこの作品の狭い世界で矢印が入り乱れる錯綜した関係性が大好きなんですよね私
  • ひぃす
    2023/11/23
    ネタバレあり
    祝完結!山ほど波乱が繰り返された作品でしたが、ある意味最初から見えていたところに決着したという印象。なんだかんだで王道なラブコメを読んだような読後感でした。今巻は、各ヒロインに順番にお当番回が来るという、ギャルゲー原作のアニメのような展開で、この辺は鏡先生らしいなぁと。基本的に結末には納得しているのですが、妹と恋人が共存し得るというのは、晶穂にもその資格がることにならん?って疑問があってな…。各ヒロイン達も完全にはフラグ折られていない感じなので、春太の人生には今後も波乱がありそうだなぁ…。
  • 真白優樹
    2023/11/13
    晶穂の発作も収まり、雪季の旅立ちの時も迫る中、春太が自分の思いの答えを選ぶ今巻。 ―――妹はカノジョにできないのに、それを蹴飛ばし答えを見せよ。 今まで自分に向けられてきた思いを清算し、妹に背を押され、大切な人の元へ向かっていく。最後は誰しもが望んだであろう形へ辿り着く巻であり、万感の思いが駆け抜ける巻である。これからも続く日常、だけどそれでも。つないだ手がそこに在る限り、彼等はもうきっと大丈夫。信じられる思いがそこに在るからこそ、きっとこれからも進んでいけるはずである。 うん、とても面白かった。