身代わり花嫁は命を賭して 主君に捧ぐ忍びの花

発売日 : 2023/12/01
小説大賞審査員特別賞受賞! 忍びとスパイ、正反対の二人の契約婚姻譚。
忍びの末裔の少女・依都は、
莫大な借金の形として、主君である美緒の代わりに嫁ぐことに。
相手は冷酷と悪名高い軍人・東堂園悠臣。
すぐに本物の美緒でないとばれてしまったが、
悠臣は「お前、俺の嫁になれ」と依都を受け入れて……?

実は悠臣の正体は軍のスパイ。
「命を賭す」忍びと「死んではならない」スパイ、
価値観の違いから対立する二人だが、
夫婦として過ごすうち、初めての感情に出会って――
正反対の二人の契約婚姻譚。

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みんなのレビュー

  • くまくま
    2023/12/24
    忍びとスパイ
  • 秋山真琴
    2024/12/24
    軍人と伯爵家の娘(正体は、それぞれスパイと忍者)の利害が一致し手を結び、それぞれに成長し、結ばれていく話。忍者ならではの自己犠牲的なマインドが、氷が溶けるように消えていき、良いタッグになるのが最高。続きも気になる。
  • 2024/03/04
    明治的な世界で、スパイだとか忍者だとか。深刻な背景があったりするも、あんまり深堀はしていない。それは味付けが薄くなる一方で読みやすくはなる。まあ夫婦二人揃って武闘派気質なのは珍しいかな。敵が陰謀論的強大さだけども、こういうのを設定しておくとまあ打ち切りが早いことが多いわけで。カジュアルな話と読むのが吉か。
  • あき
    2023/12/01
    ネタバレあり
    ビーンズで和風物珍しいなと思って買いました。 冒頭は王道の『最悪の出会いをした二人』から始まりますが、最後はちゃんと両想いになっていてよかったです。 大正の雰囲気もよく、また挿絵も素晴らしく、大変満足して読めました。 事件解決に関する伏線も張り巡らせてあって、解決時に「あれがこう繋がるのか!」とびっくりしました。 両想いになったこの偽装夫婦の先が読みたいと思ったので、二巻もお待ちしております。
  • 色素薄い系
    2025/05/21
    面白かったです。でもなんか最後に依都が家族を失った10年前の事件と悠臣がスパイになったきっかけの出来事って同じなのでは?みたいな物が示唆されていたけど明かされず。トウヤも依都の許嫁っぽい描写もあったんですがそれは…依都が死ぬのは誉れだと思っていた命を賭ける、という事柄が命は賭けるけど死なずに生きるに変わったのは良かったと思う。悠臣の微デレ具合もいい感じだったのでもう少し続きが見てみたい作品でした。