僕らの口福ごはん
発売日 :
2023/12/15
一つの食材から生まれる十の絶品レシピ! “口福”な二人暮らし。
小説家の陽平と会社員の和樹は一緒に暮らす恋人同士。ある日、陽平が大量の空豆を買ってくる。あきれる和樹を前に陽平は空豆を使い十の料理を作り始める。料理上手な陽平が指示して和樹が手伝い完成した料理は、まさに“口福”の味。陽平は他の食材でも十品作って小説に書くと言い出して――。
空豆と豚のトマト煮、鯛皮の湯引きポン酢、山葵のマッシュポテト、とうもろこしのかき揚げ。一つの食材から生まれた十の絶品レシピが、二人の日常を彩る。江戸時代の料理集『百珍物』から着想を得た、幸せでおいしい短編集。
空豆と豚のトマト煮、鯛皮の湯引きポン酢、山葵のマッシュポテト、とうもろこしのかき揚げ。一つの食材から生まれた十の絶品レシピが、二人の日常を彩る。江戸時代の料理集『百珍物』から着想を得た、幸せでおいしい短編集。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040748733
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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アイシャ2024/03/2729一つの食材から10品を作るってすごい。空豆、鯛、新じゃが、とうもらこし。一気に作って、作りながら食べるっていうことをしたことがないので 圧倒されました。わたしは少量づつ作っていこうと思いますが。 ちょっと「きのう何食べた」を思い出したりしました。
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きょん2024/03/0315同棲中の元料理人作家・陽平と会社員・和樹。一つの材料で十品料理を作るのは面白いとは思うけど、食いしん坊なくせに調理手伝いに文句を言いまくる和樹に若干イラッとしてしまった。
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ユウ@八戸2023/12/2210ネタバレあり同棲してるふたりが、いちゃわちゃしながらひとつの食材で十品目作って美味しく食べる短編集。小説家で料理上手で博識な陽平。会社員で仕事ができるけど陽平の前だとちょっと子供っぽい和樹。そんなふたりがお互いからかったりしながら楽しく料理をする、それだけのお話。作中にもあるように食べる側の和樹の食レポが弱いので、飯テロ力はちょっと低め。料理する人には楽しめる作品だと思います。レシピ本好きにはたまらない。山葵のマッシュポテトが気になって読んでみたけど、とうもろこしのヒゲのサラダとか生で食べる空豆とか初めて知った。
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冬野2024/01/039表紙の絵は素敵だけど、久々に徹底的に合わない本に当たってしまった…。延々とレシピ本を読んでいるみたいでどう楽しめばいいのか全然分からない。和樹と洋平、どっちがどっちなのか把握できない。会話も今一つハマらない。たぶん映像向きの作品。二人の馴れ初めが最初の方に挟まってたらもう少し違っていたかなあ。ドラマ『きのう何食べた?』の調理シーンすら飛ばして観るような人間なので完全にnot for meでした、ごめんなさい。かんぷら芋が好きなのでそれが登場したところだけテンションが上がりました。星:3/5
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へへろ~本舗2024/01/248一つの食材で10品料理をして行く話。食材は空豆、鯛、じゃがいも、とうもろこしだが、飯テロには至らず。 同棲している男性二人の料理しながらの会話だが、なんか二人のやりとりが自分にはちょっと合わなかった。
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