放課後、ファミレスで、クラスのあの子と。
発売日 :
2024/01/10
なんとなく楽しい、そんな時間が心地よくて。
いつものファミレス――そこは、親の再婚でなんとなく家に居づらくなった俺の逃避先。家族と無理に過ごさずにすむ、自分だけの居場所。
そんなファミレスでいつも見かけるクラスメイトの加瀬宮小白は、誰とも馴染まない孤高の美少女。どうやら彼女も家に居場所がないらしい。ひょんなことからお互いの秘密を語り合った俺たちは、遅く帰るためのアリバイを作る《ファミレス同盟》を結ぶことになって……。
その日から俺たちは、お互いがありのままでいられる関係になり、退屈だったファミレスでの時間は小白と愚痴り合う楽しい時間になった。
「「―――明日の放課後、いつもの店に集合で」」
放課後のファミレスで、今日もふたりの帰らない理由探しが始まる。
そんなファミレスでいつも見かけるクラスメイトの加瀬宮小白は、誰とも馴染まない孤高の美少女。どうやら彼女も家に居場所がないらしい。ひょんなことからお互いの秘密を語り合った俺たちは、遅く帰るためのアリバイを作る《ファミレス同盟》を結ぶことになって……。
その日から俺たちは、お互いがありのままでいられる関係になり、退屈だったファミレスでの時間は小白と愚痴り合う楽しい時間になった。
「「―――明日の放課後、いつもの店に集合で」」
放課後のファミレスで、今日もふたりの帰らない理由探しが始まる。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784049148718
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みんなのレビュー
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わたー2024/01/1333★★★★★めっちゃ良かった。自宅に居にくさを感じ、ファミレスで時間を潰していた主人公とヒロインがひょんなことから交流を始め、やがて互いが互いをかけがえのない居場所だと思うようになっていくラブコメ。ただの常連客同士がたまたまクラスメイトだったというだけの繋がりとも呼べないような薄っすい関係性から、気楽に愚痴りあうことのできる「ファミレス同盟」の結成を経て、どんどん親密になっていく。ゼロスタートから次第に感情が熱を帯びていって、彼(彼女)じゃないとダメなんだとなるまでがしっかり描かれていて、良すぎんかと。
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よっち2024/01/1033親の再婚で家に居づらくなり、ファミレスに逃避していたた高校生の成海紅太。そこで見かけるクラスメイトの加瀬宮小白と同盟を結ぶ青春小説。比較される義妹ができたことで、過去の経緯から家族とぎくしゃくしている成海。彼がひょんなことから同じように家に居場所がないと感じていて、学校では誰とも馴染まない孤高の小白と家族の愚痴を言い合うファミレス同盟を結ぶ展開で、思っていたことを言える相手、そしてお互いにありのままでいられる場所ができたことで、少しずつでも変化していく二人の関係がどうなるのか続巻が楽しみなシリーズですね。
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佐治駿河2025/03/2528二巻(完結)でまとめて感想を書きます。
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まっさん2024/03/2422★★★★ 母親の再婚によって新たに出来た家族との距離感に悩み、一人孤独感を紛らわせる為ファミレスへと通い詰める紅太。そこでは自身と同じように過ごす、他者を寄せ付けない美人なクラスメイト・小白がいて…お互いが秘密を共有し、いつしか相手を自身の拠り所とする関係が生まれて…というお話でした。 これは良質な共依存ラブコメ作品。お互いが孤独感を拗らせた事で、唯一の拠り所となった相手への依存度を高めていく作品。内容に関してはややシリアス味を感じる設定も含まれますが、今巻時点ではその辺りは殆どピックアップされない→
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しぇん2024/09/0421Kindle Unlimitedで。家庭環境に問題ある二人のラブコメ。コメ要素はないかな?主人公側は、本当はもう解決してある感もありますが毒親から受けたトラウマのせいが大きいのかなと。
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