十三歳の誕生日、皇后になりました。 9

発売日 : 2024/01/15
「――十四歳の誕生日、おめでとう」夫婦の絆が深まる第九弾
叉羅国の内乱勃発の危機を防いだのも束の間、バシュルク国とムラッカ国の停戦会談が始まる。
莉杏は両国の仲介役として奔走するも交渉はまったく進まず、ついには両国の間で事件が発生! 
新たな戦争の火種になりかねない事態を収めるため、莉杏は『わがまま』を言うことに!? 
一方、暁月は莉杏の十四歳の誕生日を祝うため、極秘計画を進めていて――。

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みんなのレビュー

  • 合縁奇縁
    2024/04/12
    ネタバレあり
    『「――十四歳の誕生日、おめでとう」』莉杏はバシュルク国とムラッカ国の停戦会談の仲介役として奔走するが交渉は進まず、ついには両国間で事件が! 事態を収めるため莉杏は「わがまま」を言うことに? 一方、暁月は莉杏の14歳の誕生日を祝う極秘計画を進め…。「茉莉花官吏伝」のスピンオフシリーズ第9弾。十三歳の女の子が周りの大人に導かれつつも自分の意見を持ち、正しい政治をしていく姿がすごく可愛いく書かれていて好きです。ルディーナ王女やカシラム、イルも登場して莉杏の外交に活躍。赤奏国に残っている暁月は、莉杏の14歳の
  • よっち
    2024/02/26
    叉羅国の内乱勃発の危機を防いだのも束の間、バシュルク国とムラッカ国の間で始まったものの停戦会談が全く進まず、ついには両国の間で事件が発生する第9弾。両国の仲介役として奔走する莉杏が、新たな戦争の火種になりかねない事態を収めるために言い出したささやかわがまま。一方、莉杏の十四歳の誕生日を祝うため極秘計画を進める暁月。文字通り健やかにまっすぐに着実に皇后として成長している莉杏には毎回驚かされますが、密かにそんな彼女に心揺さぶられている暁月も微笑ましくて、最後の皆に愛される彼女の誕生日もなかなか良かったですね。
  • mariann
    2024/04/03
    9巻目。今回も頭脳戦。知恵を振り絞ってバシュルク国とムラッカ国の両方を立てながら和平を成立させることが課題。しかしムラッカ国の交渉代理人である第4王子は融通がきかない男で傲慢で‥。前回その王子から逃げていた第9王子のカシラムは代わりにムラッカ国を建て直すことができるのか?茉莉花よりわかりやすいこのシリーズ、次回でラストだそうで。もっと見ていたいと後ろ髪引かれるけど楽しみです。
  • はなりん
    2024/05/06
    シリーズ第9弾。サーラ国で、ムラッカ国とバシュルク国の停戦協定の調停役を担う後編。次々やらかすムラッカ国に対応する莉杏達。前編で助けたムラッカ国のカシラム王子、サーラ国のルディーナ王女、ラーナシュ、バシュルク国のイルと協力しながら次回調停の日程を決め外交の成果を上げてやっと赤奏国に帰ってきた。やっぱり暁月て莉杏は一緒にいる方が安心する。旅の間に14歳の誕生日を迎えた莉杏への誕生日プレゼントを考える暁月や莉杏の気持ちを考えて動く側近達が素敵。いい国になったなぁ。次巻が最終巻だそう。2人の恋も進むかしら?
  • かなで
    2024/02/18
    ネタバレあり
    ムラッカ国とバシュルク国の仲裁前から様々な事件に巻き込まれつつ、両国の仲介を果たそうと奮闘する今巻。莉杏がついに十四歳になるのか…と暁月と読者は感慨深いのでは、と思う。ただ二人の絡みがないと物足りない身体になったのか、今巻は微妙…と思っていたら最後に最高に満足な描写があり、ほくほくしてたら次巻最終巻となりますとの、あとがき。読者の気持ちは乱高下しつつ、莉杏がついに暁月を落とすんだろうな(もうほぼ恋に落ちかけてるけど)と期待もしつつ次巻を待つ。