中野くんと坂上くん 上
発売日 :
2024/02/22
駅名コンビ2人の、 予測不可能なハードボイルドBL!
東京都中野区、最寄り駅は中野坂上。
海外俳優のような容姿を持ちながらもドライで合理主義なアラフォー会社員、中野湊は、
他人と深くかかわることもなく淡々と日々を過ごしていた。
ところが、地元のバーで坂上(さかがみ)と名乗る青年と出会った翌朝、
目覚めると何故か部屋に彼がいて、なし崩しに居着いてしまう。
本名も素性も不明な居候との生活が半年を迎えた頃、
期せずして2人の関係が変化するとともに衝撃のアクシデントが訪れ、
中野の日常は思いも寄らない方向へと劇的に変わっていく――。
海外俳優のような容姿を持ちながらもドライで合理主義なアラフォー会社員、中野湊は、
他人と深くかかわることもなく淡々と日々を過ごしていた。
ところが、地元のバーで坂上(さかがみ)と名乗る青年と出会った翌朝、
目覚めると何故か部屋に彼がいて、なし崩しに居着いてしまう。
本名も素性も不明な居候との生活が半年を迎えた頃、
期せずして2人の関係が変化するとともに衝撃のアクシデントが訪れ、
中野の日常は思いも寄らない方向へと劇的に変わっていく――。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041142936
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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Kira2025/03/1024ネタバレあり電子。初読みの作家さん。読友さんのレビューを拝見して、惹かれるものがあって読んでみたら、とても面白かった。こういうBLはいいなぁ。ハードボイルドなサスペンスがメインで、でもちゃんとラブシーンはあるし、互いの心理が会話にさりげなく映し出されている。幕間で視点が変わるとトーンも変わって、そのあたりがうまいなぁと感じた。中野の作るオムライスがとてもおいしそうだった。
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ほうじ茶子2025/03/1622ネタバレありやっと読めた上巻。ハードボイルド文体って笑えるんだというのがまずは発見でした。クセになる文体。中野が終始落ち着いてて、飄々としている。坂上くんと知り合ってから次々と巻き起こる驚きの展開にも焦ったり困ったりしても一瞬のこと。すぐに合理的に切り替えて冷静そのものなところとかがまた可笑しい。それに直接的な表現はなくてもBLなところがすごく良き。坂上くんの過去を辿ってゆく"幕間"を読むと坂上くんがますます可愛くって、もれなくオムライス食べたくなる〜さてさて下巻へ
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遙2024/03/0417ハードボイルドBLってこういうものを言うのか!と勉強になりました。 皮肉めいていて口が達者な登場人物達と洒落た文章、銃声響くスピード感あるアクションシーン、サクサク進んで読みやすくはありました。合間合間の中野と坂上の交流はBLらしく、でも[好き]という言葉は使わず匂わせるだけでチャチャっとやる事やっちゃう感成程これがハードボイr・・・ 後半では何故坂上が中野に近付いたのか確信に迫っていきます。 なんか無性にBL読みたいけど、本編がしっかりしてる作品を読みたいなーって方におすすめ。 後編に続く
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nono2025/03/0414ネタバレありタイトルに惹かれた初読み作家様。一般レーベルですが、サラリーマンと殺し屋のBのLと思わせてサスペンス小説。何事も軽く受け止める中野が、不思議な男・坂上と暮らし始めた事から始まるお話は、理由も分からず殺伐とした案件に巻き込まれた中野の困惑と、口下手で人見知りの殺し屋・坂上の愛着が混ざり合い、何だかとっても面白いw 圧倒的ピンチで上巻が終わってしまったw このまま続きいきます!
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アカツ04号2025/05/1011ネタバレあり初著者。カクヨムで読んで面白かったので購入。サラリーマンと彼を殺しにきた殺し屋とのBL。思っていた以上にBL。ハードボイルドなのかどうかは良く分からないが、中野の動じなさはなかなか好き。坂上の健気さがとても可愛い。上巻はとてもいいところで終わってしまった。知らず莫大な遺産相続の権利のある人間とそれを狙う人間達という展開はお約束だけど大好きなので下巻を読むのがとても楽しみ。(4/27ー5/10)【2025ー16】
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