烏衣の華 1
発売日 :
2024/04/25
風変わりな天才巫術師の少女と許婚が謎を解く、中華退魔ファンタジー!
霄(しょう)の京師(みやこ)には、稀代の巫術師(ふじゅつし)がいる。
そう噂される董月季(とうげっき)は、
幽鬼を祓い王朝を守護する巫術師の名門・董家の娘だ。
しかし彼女の顧客は市井の人々。
ある日、名家・鼓方(こほう)家からの依頼を受け、
彼女は楊柳島(ようりゅうとう)へ行くことに。
お目付役として、幼馴染みで許婚の封霊耀(ほうれいよう)を伴い、
鼓方家に現れる女の幽鬼の調査を始める。
しかしその矢先、依頼人が死亡する事件が起きて……。
秘密を抱えた美貌の巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー!
そう噂される董月季(とうげっき)は、
幽鬼を祓い王朝を守護する巫術師の名門・董家の娘だ。
しかし彼女の顧客は市井の人々。
ある日、名家・鼓方(こほう)家からの依頼を受け、
彼女は楊柳島(ようりゅうとう)へ行くことに。
お目付役として、幼馴染みで許婚の封霊耀(ほうれいよう)を伴い、
鼓方家に現れる女の幽鬼の調査を始める。
しかしその矢先、依頼人が死亡する事件が起きて……。
秘密を抱えた美貌の巫術師×堅物若君の中華退魔ファンタジー!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784041146170
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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mariya9262024/07/15106白川さんは好きな作家さんですが、図書館ではラノベ扱いで手に入らないのですが、今回は読めたので嬉しいです。いつの間にか沢山の本を出しておられたのですね。シリーズ物が多い中でこの本はシリーズではなかったので手に取りやすかったです。その分物語は複雑ではなかったですが、楽しめました。ミステリーとまではいなかいけど、島で亡くなった人に指を指された人が亡くなる事件を解決していきます。主人公は綺麗だけど傷を抱えていて、それを支える霊耀は、武道に優れているけど恋心が分からないっていう設定も良い味を出していました。
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なっぱaaua2025/04/2874ネタバレあり後宮の烏(集英社)、海神の娘(講談社)と同じ世界の話を紡ぐ角川文庫の新シリーズ。これだけ出版社が変わっていくのはシリーズとしては珍しいのではないだろうか。巫術師董月季と許嫁封霊耀の二人がとある事件を解決していく話。お互いにコンプレックスを抱えていてまだ成熟しきれていないところが初々しい。「後宮の烏」の時代よりも2世代位時間が経った舞台。幽鬼を祓うというところは寿雪を思い出す。彼女等の登場はあるのだろうか。千里さんの登場にはホッコリさせられた。バディものとして続きを期待したい。
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はなりん2024/07/0773後宮の烏と同じ世界の少し後、そして海神の娘ともリンクした新しいシリーズ。能力のある巫術師月季と許嫁霊耀が依頼を受けある島へ。その島で次々起こる幽鬼絡みの事象と依頼人の一族の秘密と呪いを解決するため奔走する月季と霊耀。事件を通して2人の関係性や2人の秘密や複雑な想いが伝わってきて、楽しめた。許嫁としてまだまだ恋愛未満な感じだけど、育っていきそうな予感があってワクワクする。仲間に加わった渓もどんな感じになっていくのか楽しみ。
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ひさか2025/07/18682024年4月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ1作目。退魔ファンタジーというのが面白そうで手に取りました。月季と霊耀という二人の掛け合いが楽しいです。巫術師という職業が興味深く、面白い。
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すがはら2024/05/1868店頭で見て、このタイトル「後宮の烏」と別の世界ってあり得ないような、逆に感心するような…とか思いながら買ってみました。バッチリ関係ありました。千里が良いおじいちゃんになってた。月季が格好良さと一途さと危うさとを持った厚みのあるヒロイン像になってて応援したくなりました。真面目で朴念仁の許嫁も人間味があって、鬱屈した情念の深さもまた良い感じです。色々とヘコむことが多いなかで、ちゃんと学校に通い続けてきちんと座学に励んでグレずに居続けるだけで偉いよ。続きが出たら読みたいです。
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