青薔薇アンティークの小公女 4

発売日 : 2024/06/14
”妖精の輪”に隠された、アルヴィンの幼少期の謎が明らかに――!
◆◇◆ストーリー◆◇◆
『彼の想いは偽物だ』というロビンの言葉に揺れるローザ。
そんな折、セオドアの母・フレヤが青薔薇骨董店に押しかけ、ローザとセオドアが恋仲だと勘違いする。
無事に誤解は解けてローザがほっとする一方で、アルヴィンは自らの複雑な想いを自覚し……。
時を同じくして、アルヴィンの生家周辺で子供が次々に失踪する事件が起きる。
容疑者として彼の母・ニーアムの名前が挙げられていると聞いた二人は、調査のためにグレイ伯爵領へ向かうことに。
妖精の伝承が息づく深い森の奥で、妖精の輪(フェアリーリング)に隠されたアルヴィンの幼少期の謎が遂に明らかになる――!

◆◇◆登場人物◆◇◆
ローザ ……母が亡くなり天涯孤独になった少女。上流階級の美しい言葉と所作を身につけている。不思議な瞳をもっていて――。

アルヴィン ……地位と財をもつが、風変わりで謎めいた貴公子。伝承上の妖精に対して強い関心を寄せる背景には秘めた過去が。

セオドア ……ルーフェン警視庁の警部で、堅物で実直。アルヴィンの幼なじみ。大柄でいかめしい顔立ちのため、怖がられることが多い。

エセル ……青薔薇骨董店に居着いている猫。ローザには懐いていて、彼女を慰めたり守ろうとすることも。まるで気分屋な人間のような一面も。

◆◇◆コミカライズ情報◆◇◆
『青薔薇アンティークの小公女』コミックス1~3巻、FLOS COMICから好評発売中(電子書籍も配信中・2024年4月時点)
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 770円(本体700円+税)
  • ISBN: 9784040751351

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

富士見L文庫の新刊

  • 生贄乙女の婚礼 三 龍神様と照らしたこの道を歩みたい。
    生贄乙女の婚礼 三 龍神様と照らしたこの道を歩みたい。
    神様との花嫁契約を破棄!? 生贄乙女と龍神様の、溺愛すれ違い婚礼語り。
    唐澤和希 (著者) / 桜花舞 (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 仙華繚乱 女仙、転じて医官となる
    仙華繚乱 女仙、転じて医官となる
    「白芳国の華」と呼ばれた公主は一度死に、仙になった
    秋良 知佐 (著者) / 七原しえ (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 青薔薇アンティークの小公女 5
    青薔薇アンティークの小公女 5
    妖精公爵家の因習がローザを襲う―― 人気シリーズ、堂々の完結巻!
    道草家守 (著者) / 沙月 (イラスト)
    発売日: 2025/07/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 男装姫は、鬼の頭領の執着愛に気づかない
    男装姫は、鬼の頭領の執着愛に気づかない
    誇り高い男装姫と、宿敵の美しき鬼。甘く、切ない、極上の和風ロマンス。
    日部星花 (著者) / 氷堂れん (イラスト)
    発売日: 2025/06/13
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます
    日々に疲れたので、パンダと京町家暮らしを、始めます
    家賃2万円の京町家。三食付き。同居人は紳士的な「パンダさん」
    麦野 ほなみ (著者) / しらまめ (イラスト)
    発売日: 2025/06/13
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • よっち
    2024/06/17
    『彼の想いは偽物だ』というロビンの言葉に揺れるローザ。そんな折、セオドアの母フレヤが青薔薇骨董店に押しかけ、ローザとセオドアが恋仲だと勘違いする第4弾。無事に誤解は解けたものの、複雑な想いを改めて自覚するローザとアルヴィン。時を同じくしてアルヴィンの生家グレイ領周辺で子供が次々に失踪する事件が起きる中、幼少期の謎に向き合うことになるアルヴィン。両親のすれ違いや鍵を握るエインのことが明らかになっていく一方で、乗り越えた2人の関係も変化の兆しを見せていただけに、思わぬ急展開でどうなるのか続巻が気になります…。
  • ひぬ
    2025/03/01
    ネタバレあり
    【電子】アルヴィンの生家周辺で子供が次々に失踪し、調査のためにグレイ伯爵領へ向かうことになったアルヴィンとローザ。森で見つかった妖精の輪を調査するにつれて彼の幼少期の謎も明らかになり…アルヴィンの両親はあまりにも言葉足らずで茫然。ある意味貴族らしいけどね。アルヴィンもこれから徐々に自分の感情と折り合いをつけていけそうです何よりです。エセルは何かしら妖精に絡んでるとは思っていましたが、正体には驚き。そしてようやく一件落着かと思いきや、今度はローザに魔の手が忍び寄り、次巻へ続くという展開。次巻いつですか…
  • はなりん
    2024/08/25
    シリーズ第4巻。アルヴィンの母グレイ夫人のよくない噂からグレイ領のアルヴィンの実家に滞在し、フェアリーリングの謎の調査を行う事になったアルヴィンとローザ。調査を進めていくうちにアルヴィンの過去に起こった妖精にまつわる出来事が遂に明らかに。伯爵夫妻は本当に酷いですね。自分達の感情を優先して子供を切り捨てるなんて。アルヴィンの問題が解決して、感情を取り戻し、さあローザとの関係が進むかと期待したところで、ローザの方の出自に関する事が動きだしそうな感じで続く。
  • Kana
    2024/10/19
    ネタバレあり
    シリーズ4作目。今回はセオドアの母やアルヴィンの両親が登場するし、アルヴィンの過去や記憶が明らかになる。アルヴィンが記憶や心を取り戻して良かったと思ったら、今度はローザが…。次巻ではローザのことも明らかになるのかな。続きが早く読みたい。
  • かなで
    2025/06/11
    ネタバレあり
    アルヴィンの生家で子どもが失踪する事件が数件起こった。かつ、実母のニーアムに疑いがかかり、魔女とも呼ばれている。弟クリフに乞われて、グレイ伯爵家領に向かう。一方で、ローザはアルヴィンの想いが『偽物』であると半妖精のロビンに言われたことで悩んでいた。→基本的に、グレイ伯爵が全て悪いってことで良いのでは?という…。家族とて言葉にしなければ想いは伝わらない。それよりも最後のローザがついに妖精公爵一家?に見つかってしまい、連れ去られてしまったのが…!?次あたりから最終章となってしまうのかな…?次巻も楽しみ。