後宮の弔妃
発売日 :
2024/06/25
その後宮には、どんな怪異もひれ伏す伝説の妃あり。新後宮ミステリー開幕!
中津国の後宮で、一人の貴妃が二〇ヶ月ものあいだ身籠り続けていた。亡き皇兄の呪いと噂される怪異を鎮めるため、若き皇帝廉新はある人物のもとへ。
それは三〇〇年の時を生きる伝説の「弔妃」。歴代皇帝に仕え、その神秘性から畏怖され秘されてきた不老不死であり、皇帝さえも意のままにできない特別な妃で――。
自身にかけられた呪いを解くため医科学に精通する弔妃は、その圧倒的知識で宮廷内の怪事件を弔ってきたという。謎を通し二人が出会う時、数奇な運命が動きだす。
それは三〇〇年の時を生きる伝説の「弔妃」。歴代皇帝に仕え、その神秘性から畏怖され秘されてきた不老不死であり、皇帝さえも意のままにできない特別な妃で――。
自身にかけられた呪いを解くため医科学に精通する弔妃は、その圧倒的知識で宮廷内の怪事件を弔ってきたという。謎を通し二人が出会う時、数奇な運命が動きだす。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 759円(本体690円+税)
- ISBN: 9784049152340
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みんなのレビュー
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茜2024/07/3045この本を手に取ったのは表紙と、三〇〇年の時を生きる伝説の「弔妃」という文句に惹かれたからです。名前は春麗という。しかし、その存在は限りなく秘匿されている。そして、不老不死であるが為に膨大な知識を持っており、医学にも精通しているが、彼女が好むものは「謎」である。そんな弔妃に現皇帝が後宮で起こる謎を解き明かす為に春麗の元へと足を運ぶ。後宮を舞台としたミステリーと春麗や他のキャラクターが面白かったです。もしかしたら続編も有り得るかもしれません。
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坂城 弥生2024/07/0639不老不死で300年生きている弔妃。彼女の好物は『謎』。20ヶ月妊娠している貴妃の謎、後宮に現れる虎の謎…と次々と解決していく。
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雨2024/06/3027ネタバレあり初読み。不老不死の美女が謎を解いていくんだけどこういう後宮女官ものが苦手な私でもサクサク読めた。もっと読んでみたいかも。
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かなで2024/07/2016ネタバレあり【酷評注意】一章で挫折。作者と相性が悪い上での感想なので酷評注意。中華後宮もの。医療ものが得意なのか、皇帝を看取る不老不死の弔妃の春麗と、己の兄を殺し皇帝についた廉新。二十ヶ月も妊娠している兄の妃の話だったが、途中からオチは判明していた。文中、『一貴妃』(この時点で弔妃はどの地位なのか不明)等の微妙な齟齬が気になり、弔妃の不老不死も、医師の母がやむを得ず一家心中をする際、毒をやたらめったら混ぜたら死ねるのでは?からの弔妃のみ死ねなかったという原因だったので、医師という概念の考え方が合わず、途中リタイア。
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栗山いなり2024/07/3013不老不死である特別な妃が国で起こる様々な事件を解決していく中華後宮×ミステリー小説。この作品、宮廷医の娘と比べるとミステリー色が強いように感じた。もちろん中華後宮おなじみ(?)の要素もきちんと用意されてた印象
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