悪役令嬢の継母に転生したので娘を幸せにします、力尽くで。 1
発売日 :
2024/07/05
娘を幸せにできるのは、この私! つよつよ継母の育児無双ファンタジー
セレーネが乙女ゲー世界への転生を確信したのは、結婚式の直後。
嫁ぎ先の侯爵家令嬢、義娘のアティこそ後の悪役令嬢だと気づく。
この子は継母に虐げられ、誰からも愛されず育って――
て、こんな可愛い子、愛でずにいられないでしょ!
セレーネはアティの運命を変えるため、周囲を巻き込んで育児環境を整えていく。
古い因習にはNOを突き付け、時には男装して娘のヒーローに。
どんな手を使ってでも、必ず娘を幸せにしてみせます!
嫁ぎ先の侯爵家令嬢、義娘のアティこそ後の悪役令嬢だと気づく。
この子は継母に虐げられ、誰からも愛されず育って――
て、こんな可愛い子、愛でずにいられないでしょ!
セレーネはアティの運命を変えるため、周囲を巻き込んで育児環境を整えていく。
古い因習にはNOを突き付け、時には男装して娘のヒーローに。
どんな手を使ってでも、必ず娘を幸せにしてみせます!
- レーベル: ドラゴンノベルス
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784040755380
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ドラゴンノベルスの新刊
みんなのレビュー
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よっち2024/07/0728乙女ゲー世界への転生を確信した貴族令嬢セレーネが、再婚先の嫁ぎ先の侯爵家令嬢、義娘のアティこそ後の悪役令嬢だと気づき、それを回避するために奮闘するファンタジー。継母に虐げられ、誰からも愛されずに育って破滅した悪役令嬢アティ。けれど今は天使のように可愛くて、今なら間に合うはずと家庭教師や子守頭ともやりあって理解をし合うようになったり、時には男装して訪問先に侵入したりと、彼女のために心を砕き、救うためには手段を選ばずに奔走するうちに、いつの間にかセレーネ自身も周囲にも慕われるようになっていく素敵な物語でした。
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わたー2024/07/0917★★★★★面白かった。侯爵の後妻として嫁ぐことになった主人公。侯爵家へやってきたその日に、前妻の娘アティのあまりの愛くるしさにメロメロになると同時に、前世の知識によって彼女がいずれ悪役令嬢として成長してしまうことに気付く。そんなことは許さないと、たっぷりの愛情を以って彼女に接するとともに彼女を取り巻く環境も変えていく、という作品。まず主人公のキャラが良い。ガサツで脳筋だが、それらを上手く取り繕って淑女として振る舞えるぐらいには強かで情に厚く行動力の塊。「北方の暴れ馬」の二つ名に相応しい八面六臂の大活躍は、
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nishiyan2024/07/0911ネタバレあり後妻として嫁いだ侯爵家で義娘アティを見た瞬間に乙女ゲームの世界に転生したことを確信したセレーネ。悪役令嬢であるアティの運命を変えるために奮闘するファンタジー。セレーネが見せる素のがらっぱちなところが若干、浮いた印象を受けるのだが、彼女のアティへの愛は本物で、ゲームの展開によってはアティを破滅に導く要因となる家庭教師と子守、娘と距離があった侯爵とやり合いながら奮闘する姿は愉快だった。過去と現在の男装での活躍が結んだ縁というのも効いていて、一番変化したのは侯爵なのかもしれないと思うとニヤリとさせられた。
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なぎ2024/07/076侯爵家の後妻として嫁ぐことになったセレーネは乙女ゲームの悪役令嬢の義母に転生していたことに気づく。義娘を悪役令嬢にしない為に愛情を注ごうと決意するが···。ヒロイン・セレーネの世界の中心は常にアティで、彼女の愛情に段々と心を許していくのが微笑ましい。逆に旦那の侯爵にはドライなのが面白かった、でも終盤の展開からして真面目な人みたいなのでちょっとずつ歩み寄っていくといいですね。セレーネが勇ましくてヒーローも兼任してたよね(笑)ゲームのヒーローであるエリックや闇を抱えていた某キャラの心も掻っ攫ってしまうとは。
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史2024/09/094悪役令嬢の近親者になる話は多々ある。今回は継母。じゃじゃ馬娘が愛くるしい令嬢と出合い、家の雰囲気を良くしていく。それはおそらく、幸せな結末に向けてね。だけどもまあなんというか夫婦関係はもうちょっと濃密にして欲しいのも本音で。自分の子どもを産んだ時の葛藤(変わってしまうだろう自分が怖いなど)とかそういう話とかも読んでみたいんですが、たぶんそういう展開にはならないんだろうなあと。だからあんまり続きを読みたいとは思えないのです。まあ一冊の本としてはまとまっておりますがね。悪くない。
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