くるくるリアル
発売日 :
2005/08/01
姉のかぐやが美少女を連れてきた。無気力で女の子にも無関心な柳斗のカノジョにするつもりらしい。柳斗はすぐに断るが…。
「この子はフィーナちゃん。今日からるとくんのカノジョだよ!」――ある日、姉のかぐやがそう言って少女を連れてきた。無気力で女の子にも無関心な柳斗のカノジョにするつもりらしい。少女・フィーナは見た目は美少女だが、「わたしは現実の世界から来ました。この世界はにせものです」と言い出すようなおかしな子。柳斗はすぐに断るが、フィーナは柳斗の家に居候したうえ、学校にも通いはじめる。にせものの世界では何をしてもいいと思っているフィーナは、〈現実〉から持ってきた「クモック伯爵」の魔法を使っては騒ぎを引き起こす。おかげで柳斗は振り回されっぱなしで……。〈現実〉と〈非現実〉の中で繰り広げられるハートフルコメディ!
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784840114127
MF文庫Jの新刊
みんなのレビュー
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彩灯尋2016/11/143ネタバレありリアルを本当の現実とし、二次元(ラノベ)の中を実体がない別の世界だと考えていてきちんと線引いた始まりだと思ったが、この中でいうリアルでは魔法が使えて?別の世界では使えなくて?なんだかごちゃ混ぜになってしまった。結果的にはごちゃ混ぜ?と感じたのも間違いではなかったのかもしれないが、もう少し整っていたらまた新しい異世界ものとして見えたかもしれない。最近のものではないので仕方ないのかもはしれないが、少し惜しかった。
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結城あすか2010/12/131リアルの世界から来ましたって冒頭のハッタリはなかなか良いんだけど、作品全体としてそのインパクトを活かしきっていないというか、やっぱしそんなわけないだろで終わってしまう作品設定の不徹底が物足りないし、柳斗のキャラクターも弱過ぎて作品の魅力たりてない感じがするにょ。どっちかというと、姉のかぐやが主人公の方が活きてたんじゃないかにょ。
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永山祐介2005/09/300ラブコメで、ヒロインのフィーナにはちっとも共感できなかったし、むしろ嫌な奴だという印象しかないのに、でもなんか面白かった。不思議だ。
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