ハナタバ
発売日 :
2025/05/23
大人気楽曲から生まれた感動のストーリー!
初めて出来た彼氏の好みに合わせたい女の子・春花。
隅っこに咲く雑草みたいな私は、自分を変えてでも好きでいてもらう努力が必要だから──『ハルリンドウ』
従姉の少女・かすみに秘密の恋心を抱いている少年・爽。
かすみから「好きな人ができた」と明かされ、その相手は自分では届きようがなくて──『カスミソウ』
バラを置いていない花屋の店主・茉白。夫に先立たれ『バラを置けなくなった』彼女に、久々の同窓会の便りが届く──『ホワイトローズ』
大人気楽曲から生まれた、悩みを抱く人たちが前を向くまでの花束を巡る3つの儚い物語。
隅っこに咲く雑草みたいな私は、自分を変えてでも好きでいてもらう努力が必要だから──『ハルリンドウ』
従姉の少女・かすみに秘密の恋心を抱いている少年・爽。
かすみから「好きな人ができた」と明かされ、その相手は自分では届きようがなくて──『カスミソウ』
バラを置いていない花屋の店主・茉白。夫に先立たれ『バラを置けなくなった』彼女に、久々の同窓会の便りが届く──『ホワイトローズ』
大人気楽曲から生まれた、悩みを抱く人たちが前を向くまでの花束を巡る3つの儚い物語。
- レーベル: MF文庫J
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784046842121
MF文庫Jの新刊
みんなのレビュー
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よっち2025/05/2329大人気楽曲「ハナタバ」から生まれた、悩みを抱く人たちが前を向くまでの花束を巡る3つの儚い連作短編集。自分を変えてでも好きでいてもらう努力が必要だからと、初めて出来た彼氏・爽の好みに必死に合わせてきた春花が知ってしまった彼の背景と決断。従姉のかすみにずっと秘密の恋心を抱いてきた少年・爽が知らされる彼女の想い。そして春花がよく行くバラを置いていない花屋の店主・茉白の事情と、久々に届いた同窓会の便り。ままならない想いを抱えてしまった時にどうするのか、本人だけが知るそれぞれの決断や覚悟を応援したくなる物語でした。
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yuui2025/06/1119どの話もつらたんやったけど、どの話もほんと良かった!どれも花に纏わる話で最後の話が1番好き! ここに登場する人物ほんとみんな頑張ったと思う。恋愛小説?久しぶりに読んだけど(今まで読んだことあるかな?あっても最後読んだんいつやろ?)これ読んで良かった。 うん、面白かった💐 そしてやっぱり春さんのイラストが最高すぎた🎨
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サキイカスルメ2025/05/3116悩みを抱く少年少女、そしてお花屋さん。言葉にできない自分の傷を受け入れて、前を向く連作短編集。春花ちゃんに絶対幸せなってほしいー!!1話は誰も悪くないんだよな……。もう少しだけ言葉に出すことができれば、何か変わったのかもとか考えちゃいますね。3話がすごく好きでした!!喪ったことを受け入れ、前を向けたのは純粋な好意という描かれ方が本当に綺麗だった。
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わたー2025/06/0613★★★★★面白かったし美しい物語だったと思うけど、個人的な趣味嗜好で言うとこの完全に救われない感じは好きではない。楽曲「ハナタバ」のノベライズとして、3編から成る連作短編集。三者三葉、ままならない悩みを抱える人たちが前を向くまでの物語を描いており、綺麗な筆致と儚げな挿絵がマッチしていて作品世界を彩っていた。なので、完成度としては非常に高いし、読後感も良いのだが、どうしても最後の話だけが納得いかない。だって死別はもうどうしようもないじゃんかよ…視点人物が前を向くだけじゃ本当の意味で解決なんてしないのだから…
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イシカミハサミ2025/06/2012楽曲「ハナタバ」のノベライズ版 自分は原曲は未聴。 3つの掌編のオムニバス形式。 個人的には花を贈る習慣はないし、 贈られても困るだけだけれど、 こういうことで何かを伝え合うのは素敵なことだな、と思う。 作品としては、定番をしっかりなぞったつくり。
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