後宮の闇に月華は謡う 琥珀国墨夜伝 二
発売日 :
2024/10/25
天才代書屋少女が後宮の闇を暴く、大好評中華ミステリ第2弾!
幽鬼のための代書屋を営む少女、藍夏月(らんかげつ)。うっかり死んでしまった彼女は黄泉がえりの代わりに冥府の王、泰山府君(たいざんふくん)の現世での仕事を手伝うことに。
代書屋と写本府の女官の二重生活をしていたある朝、城門で王妃の侍女の変死体が見つかる。泰山府君によると冥府から逃げた鬼が事件と関係あるらしい。
その捜索を命じられる中、夏月が女官として働く写本府の上司、洪長官も事件後から姿を消していて……?
代書屋と写本府の女官の二重生活をしていたある朝、城門で王妃の侍女の変死体が見つかる。泰山府君によると冥府から逃げた鬼が事件と関係あるらしい。
その捜索を命じられる中、夏月が女官として働く写本府の上司、洪長官も事件後から姿を消していて……?
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784041148334
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みんなのレビュー
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よっち2024/12/1623うっかり死んで黄泉がえりの代わりに、泰山府君の現世での仕事を手伝うことになった藍夏月。代書屋と写本府の女官の二重生活をする中、城門で王妃の侍女の変死体が見つかる第2弾。泰山府君によると冥府から逃げた鬼が事件と関係あるらしく、その捜索を命じられる夏月。そして事件後から姿を消してしまう、女官として働く写本府の上司である洪長官。結果として派閥争いにも巻き込まれてゆく中で、彼女はなぜ難解とされる古文書を読解できるのか、夏月自身の出自もポイントになってきそうですが、王朝のこれからや夏月の選択も気になるところですね。
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TAMA2025/06/268ネタバレありまだ続くのか。思い出さないようにしている昔の記憶。ほおおお。右京さんみたいな暗号解読(今だとクイズノック?)、教養がないとわからない謎。作家の先生も理解してないと書けないだろうなと思うとスゴイ。ただ出来たらもう少しかみ砕いてー。読んでて理解がいかなんだ.すみません
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tokumei177946912024/11/041ネタバレあり・巻末の参考文献を見るだけでも、かなりしっかりと世界観が作りこまれている。・泰山府君との「黄泉がえりの契約」は、満了した感じではある。ただ、夏月の出自の謎が出てきた。続くのか? 逆に言うと「夏月の出自の謎」が出てこなければ、今巻で完結との印象だった。・今回は代書屋らしく、事件のカギが漢詩だった。ただ、白文と現代訳だけなのは雰囲気が出ない。白文にルビの形で、読み下しを付すなど、読み下しも付けてほしかった。
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