転生厨師の彩食記 異世界おそうざい食堂へようこそ! 上
発売日 :
2024/11/25
「美味しい」――その一言がわたしを幸せにする。中華転生お料理譚。
主婦、香織。異世界で食堂を開店!
「私には何の価値もない」
家庭でもパートでもすっかり自信を失っていた43歳の主婦・織田川香織は、仕事からの帰り道に交通事故に遭う。――気が付くと、そこは中華風の異世界だった! しかもなんだか若くなっている!
玉ねぎのおひたし、粉ふきイモ、甘めの卵焼き、おにぎり。食堂を開いた香織の真心こめた手料理は周囲の人々の心身を満たしていく。そこに、美しき術師の青年が現れ……。
生きる意味を見失った主婦が、料理の力で生まれ変わる、中華転生お料理譚。
【第9回カクヨムWeb小説コンテスト・プロ作家部門《特別賞》受賞】
「私には何の価値もない」
家庭でもパートでもすっかり自信を失っていた43歳の主婦・織田川香織は、仕事からの帰り道に交通事故に遭う。――気が付くと、そこは中華風の異世界だった! しかもなんだか若くなっている!
玉ねぎのおひたし、粉ふきイモ、甘めの卵焼き、おにぎり。食堂を開いた香織の真心こめた手料理は周囲の人々の心身を満たしていく。そこに、美しき術師の青年が現れ……。
生きる意味を見失った主婦が、料理の力で生まれ変わる、中華転生お料理譚。
【第9回カクヨムWeb小説コンテスト・プロ作家部門《特別賞》受賞】
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784049160055
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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Kana2024/12/2415ネタバレあり初読みの作家さん。家庭でもパート先でも自信をなくしてしまっていた主婦・香織。パートからの帰り道で事故にあい、異世界へ転生するが、主婦として培ったスキルを発揮し、食堂を開く。そこで香織が料理を振る舞うことで、人々のお腹も心も満たすだけでなく、香織自身も前向きになっていく姿は読んでいて嬉しかった。続きが気になるので、このままま下巻を読もう。
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はなりん2025/01/2513ワンオペで家事をこなし、パート先で若い社員に駄目出しされ、疲れ切っていた香織は事故でその生涯を終え異世界に転生する。記憶のない香織を助けた医師の老師の家で暮らしながら、近所の人達に食事を提供し、美味しいと喜んでもらえる事で、前世での心の澱を溶かし、前世の家族の幸せを願いながら前向きに頑張る香織は素敵。そして術師の耀藍との関係がどうなるのか、下巻が楽しみ。料理は素朴で美味しそうだけど、下町の想定だからか、質素でレパートリーが少なめです。もう少し広がりがあってもいいような、笑。
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栗山いなり2024/12/158家でもパートでも自信を失っていた主婦が中華風の異世界で奮闘するファンタジー×お料理小説。異世界転生物でありながら(いうてこの手のやつほとんど読んでないからイメージしかないんだが)現実的な事しか基本しないのと現代社会に刺さる描写が良かったと感じた
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ren2024/12/085ネタバレあり主婦が異世界転生して、異世界で食堂をやることになるお話。転生したのが美少女だけど中身が主婦なので、そのギャップがお料理の巧さというチートになるのだけど、描写がリアルだからすんなり楽しめた。ヒーローもスパダリ系だけど、人間味があって好感度高い。お料理が美味しそうでお腹空いた! 素朴なお料理とストーリーが結び付いていて読みやすく、食堂とか妓楼とか2人の関係とか、いろいろ気になるから下巻も読みたい。
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京2025/02/204ネタバレあり家庭でもパートでも自信を失っていた主婦の香織。仕事からの帰り道に交通事故に遭うのだが気が付くとそこは中華風の異世界。そんな世界で主婦スキルを生かし料理を振る舞っていると美しき術師の青年・耀藍が現れ…。中華風の世界なのに和食が普通に受け入れられてるし食堂も唐突だしでツッコミはあるけどさらっと気楽に楽しめました。あえて質素な料理なのがいい。耀藍、クールイケメンかと思いきや香織のご飯大好きで駄々こねたり地団駄踏んだりさめざめ泣いたりで楽しい人だった。口調も好きで「~なのだ」がツボ。下巻も楽しみです。
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