偽りの花嫁は、孤高の王に愛の秘薬を捧げる
発売日 :
2025/01/31
不治の病に罹った冷酷な王子×身代わり花嫁の薬師王子
ジアーナの王子イリーナは、姉の身代わりに隣国ガラシェザードの新王ファイサルの許へ輿入れする。粗暴で残忍という噂とは違い、民を真摯に思う王に尊敬を深めるイリーナだったが、ある日を境にどこか余裕がなくなっていくファイサルを訪ねると、彼の踵には花の形をした紅い痣が――『紅華病』という不治の病は、彼に命の期限を突き付けていた。ファイサルを失いたくないイリーナは自身の薬学の知識をいかして彼の命を救おうとするが、調べるうちにある事実に辿り着き――?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784041157541
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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アッちゃん2025/06/2412ネタバレありお久しぶりな作家さん買い。ガラシェード国から王族を1人使者として望まれて、姉のかわりに嫁ぐつもりでやってきたジアーナ国の末王子イリーナだが…。ガラシェード国の北部に蔓延する奇病「紅華病」…ウイルスやら抗体やらと現代的な内容で、コロナ禍を思い出すなぁ。BLアルアルのHで解決ではないのがよかったけど、アッサリだったなぁ。イリーナが賢いのは好感。病を移すかも…と好意を持ちつつ触れる事を躊躇う攻めは若干陰が薄い。
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きょん2025/06/049南の大国の王×北の小国の王子。婚約者のいる姉の身代わり花嫁として南国に赴くが、攻めの国では医療の進んだ北国に難病の治療薬を求めていただけという誤解から出会い、日々を過ごすうちに好意をお互いに抱いていく。攻めが病に倒れるも、受の治療で無事快癒するハピエン。若干ファンタジー世界とウイルスや抗体という医療レベルが不釣り合いな感じもしたけどさらっと読了。
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葵上2025/02/144★医術 ★面白かったが、あっさり味。1.5時間ほどで読了。次はぐっとシリーズものを読んでいこうかな。
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