神様の本

発売日 : 2025/01/24
ビブリア&御用人新作収録! 神×本×大人気作家が贈る至福のアンソロジー
現存する最古の日本語訳聖書を追い、その謎を紐解く古書店の女店主・栞子(三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」)、「ゴッド オブ 、神様 団子」と言い残して倒れた青年と、あるミステリー作家(似鳥航一「下町和菓子 栗丸堂」)、パパ活中の女子大生と『人間失格』(紅玉いづき「カミサマは待ちぼうけ」)、落ちぶれた元人気作家が「本の神様」に導かれ、宮沢賢治の物語世界に迷い込み……(「深夜0時の司書見習い」)、天国にある出版社が聖書の矛盾を修正すべく神の監修のもと奔走(杉井光「ハレルヤ出版編集部」)、光源氏の最期を記したといわれる『源氏物語』幻の帖「雲隠」を求め、神と御用人の良彦が大奔走!(浅葉なつ「神様の御用人」)
温かくほろりと泣けて、時にユーモラスで大胆。豪華執筆陣が「神×本」というテーマで紡ぐ、珠玉の6編。心満たされる至福のアンソロジー。

【参加作家一覧】
三上 延/似鳥航一/紅玉いづき/近江泉美/杉井光/浅葉なつ

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

メディアワークス文庫の新刊

  • 神様の御用人 見習い
    NEW
    神様の御用人 見習い
    神様にだって願いがある! 神様と人の温かい絆の物語、待望の新シリーズ!
    浅葉なつ (著者)
    発売日: 2025/07/25
    メディアワークス文庫
  • きみが死んだ八月のこと
    NEW
    きみが死んだ八月のこと
    謎とともに解けていく、この感情の行く先は――
    野宮 有 (著者)
    発売日: 2025/07/25
    メディアワークス文庫
  • 公爵家の長女でした
    NEW
    公爵家の長女でした
    これは、自分らしく生きることにした「公爵家の長女」だった私の物語。
    鈴音 さや (著者)
    発売日: 2025/07/25
    メディアワークス文庫
  • 旦那様、ビジネスライクに行きましょう! 下町令嬢の華麗なる身代わりウェディング 3
    NEW
    旦那様、ビジネスライクに行きましょう! 下町令嬢の華麗なる身代わりウェディング 3
    下町令嬢に最大の危機到来!? ウェディング・ラブコメディ第3巻!
    時枝 小鳩 (著者)
    発売日: 2025/07/25
    メディアワークス文庫
  • 転生厨師の彩食記 異世界おそうざい食堂へようこそ! 2 上
    NEW
    転生厨師の彩食記 異世界おそうざい食堂へようこそ! 2 上
    美味しい食堂、再び。中華転生お料理譚・第2弾!
    桂 真琴 (著者)
    発売日: 2025/07/25
    メディアワークス文庫

みんなのレビュー

  • 2025/06/19
    好きな作家さんが参加しているので読んでみました。本と神様がテーマで、どれも楽しく読めました。
  • ひさか
    2025/03/03
    2025年1月メディアワークス文庫刊。三上延:ビブリア古書堂の事件手帖~約翰福音乃傳~、似鳥航一:下町和菓子栗丸堂~神様団子~、紅玉いづき:カミサマは待ちぼうけ、近江泉美:深夜0時の司書見習い~注文の多い図書館~、杉井光:ハレルヤ出版編集部、浅葉なつ:神様の御用人~雲隠~、の神と本をテーマにした6編の書き下ろしアンソロジー。シリーズものが4つもあって豪華の極み。三上さんは今までのビブリア〜の中には無かった傾向の話で面白い。他も全て良い出来で、お得感ありました。
  • ジョンノレン
    2025/07/17
    ネタバレあり
    表題をテーマとする6話のアンソロジー。ビブリアの三上氏の関東の隠れキリシタンと和訳聖書に絡む話と、和菓子屋系の似鳥氏の話はこんな感じなんだとシリーズを想像しつつ楽しんだ。続く紅玉氏のパパ活女子の内面に肉薄する話は疲れたけどそれなりに。近江氏の宮澤賢治フューチャーでジュマンジ的にフィクションの中に放り込まれるストーリーは結構興奮し心も動かされた。静謐な文章と話を予想した杉井氏は聖書の中身の矛盾点や何やらを浮き彫りにしつつ神や天使の登場に加え出版界隈のあれこれも絡め力一杯の悪ノリで→
  • 坂城 弥生
    2025/02/26
    個人的にビブリア古書堂の事件手帖の新作が読めたのも嬉しかった。
  • よっち
    2025/03/05
    6人の作家たちが「神×本」というテーマで紡ぐ至福のメディアワークス15周年記念アンソロジー。現存する最古の日本語訳聖書を追い、謎を紐解く栞子、「ゴッドオブ、神様団子」と言い残して倒れた青年とミステリー作家、本の神様に導かれ宮沢賢治の物語世界に迷い込む落ちぶれた元人気作家、ネイルサロンで働く神とパパ活JK、神の監修のもと聖書の矛盾を修正すべく奔走する天国の出版社、光源氏の最期を記したといわれる『源氏物語』幻の帖「雲隠」を求め、神と御用人の良彦が奔走したりと、読んでいた作品の短編ということでも良かったですね。