禍姫の初恋 唐陀国後宮異聞
発売日 :
2025/01/24
「蟲愛づる姫君」シリーズ著者による新たな中華謎解きファンタジー開幕!
◆あらすじ
栄国(えいこく)第八王女の春燐(しゅんりん)は絵を描くこと以外は興味がない変わり者。
王宮内で、腫れ物のように扱われている彼女に、争いが続く西の隣国、唐陀国(とうだこく)への輿入れが決まる。
到着早々の婚礼で初めて目にした王の鬼嶽(きがく)は、強面の武人だった。
しかも式に乱入した謀反人を一刀両断にする。
あまりの恐怖に周囲は凍り付くが、血しぶきを浴びた花嫁は言った。
「好きです、結婚してください」
前代未聞の告白からはじまる、風変わり夫婦の中華謎解き譚!
◆『禍姫(まがつひめ)の初恋 唐陀国後宮異聞』人物紹介
春燐(しゅんりん)
栄国第八王女。絵を描くことを好み、人間に一切興味なし。鬼嶽との出会いで様子が一変する。
鬼嶽(きがく)
唐陀国の現国王。冷酷無慈悲な武人と恐れられている。花嫁の春燐の異質さに気が付く。
栄国(えいこく)第八王女の春燐(しゅんりん)は絵を描くこと以外は興味がない変わり者。
王宮内で、腫れ物のように扱われている彼女に、争いが続く西の隣国、唐陀国(とうだこく)への輿入れが決まる。
到着早々の婚礼で初めて目にした王の鬼嶽(きがく)は、強面の武人だった。
しかも式に乱入した謀反人を一刀両断にする。
あまりの恐怖に周囲は凍り付くが、血しぶきを浴びた花嫁は言った。
「好きです、結婚してください」
前代未聞の告白からはじまる、風変わり夫婦の中華謎解き譚!
◆『禍姫(まがつひめ)の初恋 唐陀国後宮異聞』人物紹介
春燐(しゅんりん)
栄国第八王女。絵を描くことを好み、人間に一切興味なし。鬼嶽との出会いで様子が一変する。
鬼嶽(きがく)
唐陀国の現国王。冷酷無慈悲な武人と恐れられている。花嫁の春燐の異質さに気が付く。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041154212
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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ひぬ2025/04/2819【電子】絵を描くこと以外に興味がない春燐。隣国へ嫁ぐことになった彼女は婚礼の式に乱入した謀反人を一刀両断した王・鬼嶽に恋に落ち…ぐいぐい押しまくるヒロインは珍しい。春燐のズレ具合が最高でした。鬼嶽は最終的に押し負けそうな感じではあります。自己評価がぶっ壊れている(というか美醜評価が反転している)のがかなり謎でしたがこれは続刊とかでも明かされるかな?
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かなで2025/03/1114ネタバレありとある過去により、死体に異常に興味を持ち、自らの容姿を極端に貶め、絵を描くことしか興味のない栄国王女春燐は、唐陀国王の鬼嶽へと嫁ぐ。鬼嶽は、側近官吏以外から恐れられ、その顔もかなり強面だが、絶対に『死なない』強さを持っていた。その強さに一目惚れした春燐は、鬼嶽へアプローチをするも素気無くバッサリとふられる。そんな中、後宮の女官が殺される事件が起き…。→途中犯人分かってしまって、ミステリー感は残念だけど、王女突き抜けすぎてて恐い…。なんか普通のヒロインを求めていったら、変態が出てきて…。終始変態だった…?
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TAMA2025/05/2910ネタバレあり相変わらずなキャラクターの人たち。この先生にしか描けない深みのある一癖ある人達。変わった「自分の価値観」を持った素直な(そうでもない人もいたな)主人公。周囲の普通(普通って何だろう?)の感性の人たちとのちぐはぐで、どこか面白くて哀しいやり取り。新しいお話読めて幸せ
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冬野2025/02/129初読み作者さん。美貌を持ちながら醜悪と自負する春燐が、隣国の恐ろしき王・鬼嶽に嫁ぐことで始まる恋と謎の物語。面白かった。春燐のぶっ飛び具合が突き抜けてて、お相手役にこんなに「変態」と罵られる作品って他にないんじゃなかろうか?この子を許容できるかどうかで評価が変わると思う(自分は人智を超えた強大な力に魅力を感じるクチなので楽しめた)。語り口のライトさに比べて真相はやや重めで、若干の違和感はあった。春燐の絵を描く趣味が謎解きに関わっていたらより良かったかも。鬼嶽と角炎のややBLみを感じる関係好きよ。星:4/5
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ユウ@八戸2025/04/228ネタバレあり婚礼の儀で謀反人を一刀両断した王と、血しぶきを浴び「好きです、結婚してください」と宣った花嫁の中華謎解きファンタジー。安定の宮野さんヒロインの春燐。最初からぶっ飛んでたけど、鬼嶽と出会ってからの変貌がやばい。最強の王様から「怖っ」という言葉を引き出しちゃうヒロイン。とても楽しかったです。なんやかんや無自覚に絆されていく鬼嶽様も素敵。謎解きというにはちょっと登場人物少ないのでわりとすぐ「こいつか?」ってなりましたがそれでもすごくおもしろかった。どうやら続刊が決まってるようなので、いまからすごく楽しみです。
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