夢はきれいにしどけなく
発売日 :
2005/12/01
志澤&藍シリーズ第2弾!
突然の祖父の死を機に、志澤グループの後継者・志澤知靖と暮らしはじめた一之宮藍は、恋人にしてくれたはずの志澤に、未だにそれらしい扱いをしてもらえないことを不安に思っていた。一方、志澤は藍にただならぬ関心を寄せる美術商・福田から、藍の父・衛へのおぞましいまでの執着と、藍自身の身柄に対して宣戦布告ともとれる挑発を受けてしまう。そのうえ福田が藍に接触したことを知った志澤は――!? ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784044468125
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みんなのレビュー
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せ〜ちゃん2017/08/2246ネタバレあり★★★「白鷺シリーズ」2冊目。 日本画の大家である祖父を亡くし天涯孤独となった藍と、大手財閥会長の孫であり総帥の妾腹の子である志澤は、想いも通じ合った筈なのにお互い遠慮ばかり…まぁ焦れったい♡ 1冊目でも嫌な臭いを撒き散らしていた画商:福田の気持ち悪さが際立つ!藍の父親との因縁が怖い! でも、藍に福田の魔の手が伸びることを恐れる志澤と、世間知らず過ぎる藍にすれ違いは起これど、雨降って地固まるでした♡ 福田との決戦は次巻かな♪ 終盤の藍の父親の手紙にはウルっとキましたね〜♡ 次は『恋は上手にあどけなく』へ。
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tera。2014/03/3117「白鷺」シリーズ第2弾。福田氏いよいよ再登場。やっぱりね、簡単には諦めないと思ったけど、ねちこくて爬虫類っぽい感じが不気味。20歳の藍から見たら35歳の知靖は大人だろうけど、所詮は35歳の若造なのだと感じられたのは、知靖が段々と感情を表に出すようになってきたからだろうか。家族って血が繋がっているからこそ、許せなかったり受け入れられなかったりする部分があるんだろうけど、志澤家の半端ない親子・兄弟関係にはついて行けない感じ。父・衛からの贈り物がきちんと藍に届けられて、本当に良かった。
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nono2018/07/1815ネタバレありBL。本棚整理の為に再読。白鷺シリーズ第2弾。想いが通って幸せになったかと言うと、未だ保護者めいた思いを抱く知靖と、世間知らずの藍の間はしっくりこない。更に藍の父に異常な執着を見せる福田が接近してきて、中々スリリングな展開でもあります。福田の不気味さは番外編を読んでいるので承知ですが、この粘着質は不快感が強すぎ。折角の甘い展開に水を指すようでどうもいけない。終盤の祖父と父からの手紙に救われた思い。藍の天然攻撃に何処まで知靖が持ちこたえられるか^^甘い二人だけを堪能しつつさらりと読了。
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みやび@夜6492016/10/1115ネタバレありシリーズ② 恋人になった志澤と藍。しかし志澤は多忙で中々会えない日々が続く。そして初めての日から2ヶ月身体を重ねあってない事に藍は不安を感じる。一方 志澤は異様な執着をみせる福田が藍に近づいて来ないかと懸念していた。年の差カップルのため保護者と恋人の葛藤がある志澤。彼は本当に大変な立場で辛いので、やっとこ藍に甘えた時は安心した。衛の写真をめぐる二人の争いには、怒って一人で福田の元に突っ走らないかとドキドキしたが、佐倉の助言で落ち着いて良かった。ラストの父親の手紙はうっすら涙。次巻うまく纏まってほしい。
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ハル2021/05/1114ネタバレあり白鷺シリーズ② 思い通じ合い抱き合った2人だけど、藍の真っ直ぐな愛情に怯み逃げ腰の知靖。永青学習塾で学ぶ事になった藍に友人ができたのは良かった。佐倉はいい子だし弥刀の大ファンで本人前にするとアタフタして可愛らしいしね。知靖と初めて以来抱き合えていないことを気にする藍に福田の魔の手が…その事で知靖と言い争ってしまう。福田と相対した知靖が見せられたものが余りに衝撃的で藍を確かめるように抱く彼を優しく受け止める藍が良かったです。父の思いを手紙と絵で知った藍。福田が藍と知靖にこれから何を仕掛けるのか…
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