少女星間漂流記 3
発売日 :
2025/03/07
ワタリとリドリーは、今日もふたりぼっち。平和な星間旅行は続く。
「いるんでしょう、ワタリ。出てきてくれないの?」
環境汚染で住めなくなった地球に代わる安住の地を探し、ある星に降りたワタリとリドリー。良好な環境に反して、人々は暗い顔をしている。宇宙から来た異星人が「女王」として暴虐の限りを尽くしているというのだ。現れた女王は、地球の実験施設でワタリと友達だったと言い出して――。
地球人との再会、宇宙で会った星人との再会、そして新たな星や人々とも出会いながら、ワタリとリドリーはまだふたりぼっち。少女たちの星間旅行は、今日も平和に続いている。
環境汚染で住めなくなった地球に代わる安住の地を探し、ある星に降りたワタリとリドリー。良好な環境に反して、人々は暗い顔をしている。宇宙から来た異星人が「女王」として暴虐の限りを尽くしているというのだ。現れた女王は、地球の実験施設でワタリと友達だったと言い出して――。
地球人との再会、宇宙で会った星人との再会、そして新たな星や人々とも出会いながら、ワタリとリドリーはまだふたりぼっち。少女たちの星間旅行は、今日も平和に続いている。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 990円(本体900円+税)
- ISBN: 9784049161069
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みんなのレビュー
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なっぱaaua2025/04/0448ネタバレあり何で表紙がガールズバンドなんだというのはまず読んでくれ。リドリーとワタリの2人の少女が地球滅亡後、定住できる星を探すという第三弾。どの星も何らかの問題があり、定住の地はみつかりそうにない。「擬の星」に出てくるドールショップの店主が良い。「ちゃんとパンツまで脱ぐのよ!」芸術のためとはいえ宇宙人にパンツという概念があるのだろうか。結末はこの物語の特徴であるオチ。やっぱりね。「解の星」のエイリアンはさもありなんなんだけど「産の星」の方は同じ展開なのに気分が悪くなる。~続く~
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kou2025/08/2938ネタバレあり面白かった!が、最後の話は、別の意味で怖かった(汗)。「絶望先生」や「ハイスクール奇面組」のようなオチなの!ってツッコミを入れそうになってしまった(笑)。
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よっち2025/03/1027ワタリとリドリーは今日もふたりぼっち。地球に代わる安住の地を探す少女たちが、今回も星間旅行の行く先々で様々な人々と出会う第3弾。地球人の人形を作った理由、暴虐の限りを尽くす女王の思わぬ正体と、そんな彼女でも救いたいワタリ。作家を目指したワタリの思わぬ結末、宇宙を漂う円盤に記録されていたもの、宇宙人から攻撃された宇宙船、神が眠るピラミッド、生まれる子どもの真相、悪口が禁じられた星、絶対に見つからない星を探す少女型ロボット。高校時代に出会ったワタリとリドリーの成長を感じる一方で、最後のオチには驚かされました。
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ひぬ2025/09/0220ネタバレあり【読み放題】安住の星を探して旅する少女たちの冒険を綴ったロードノベル。印象に残った短編を選んでの感想。「蝕の星・涙の星」ワタリの知り合いのルナとの邂逅。色々歪んでました。結局ルナと月の人が一緒に旅することになったのは意外でしたが、ヒントはルナの名前ですかね。「読の星」まさかの本リターンズ。割とメタいですがそこが面白い。結局一つだけの手紙でも救われるのが良かったです。「食の星」普通に滅茶苦茶ホラー。「産の星」これは惨い。この星の読後感は最悪ですが、たまに混じるこういう短編が醍醐味でもあります。
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真白優樹2025/03/1016星々を引き続きめぐる中、ワタリのかつての友達、ルナがとある星の女王として姿を現す今巻。―――救い、求めて流離う先に、待つは再会新たな出会い。 初めての中編、ルナを助ける為に奔走したり、ワタリの書いた小説が褒められたり。かつて廻った星を再訪したり新たな出会いも経たりしながら宇宙を流離う巻であり、二人の少しずつの成長も描かれる巻である。探しているのは、あるかも分からぬいわば虚の星。それでも探す、と決意しまだまだ旅は続く。果たしてこの先、どんな星が二人を待っているのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。
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