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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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彼方2019/10/31133~4巻の間を描く短編集。慰安旅行を兼ねて黒羽とタッグで海のお仕事、穂波とアディリシア八歳の出会いからの入信儀礼、猫屋敷の過去が語られる夏祭りの3本構成。水着回なのにイラストが全然ない…のはさておき黒羽の成長具合が見て取れる回、呪力に苦しむいつきを唯一気にかけてくれたり本当良い子。猫屋敷の事件は中々苦いもので、根の深さを実感すると共に今の心地いいアストラルに辿り着けて良かったなと…悲惨なみかんとの遭遇といい、まだまだ序の口そうですが…。重い世界が伝わりながらも皆がもっと好きになれる、理想的な短編集でした。
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KEI2011/08/1413古本購入。今回は短編集。それぞれの感想をば。「魔法使いと夏の海」:ベタな海の怪談。せっかくの水着イベントなんだからイラストがあってもいいのでは・・・。「魔法使いと学校の怪談」:穂波とアディシアさんの出逢いの話。このお互い高め合える関係はとても羨ましい。しかし、ヒロイン同士、しかも自分の力を秘匿しがちな魔術師同士なのは珍しい。カラー口絵の小さいアディリシアさんが最高。「魔法使いと星祭り」:なかなか過去を明かさない代表格の猫屋敷の話。
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Dー2016/01/1610ネタバレありまたまた短編集…今回は夏のエピソードで、黒羽の活躍するのがよかった。アストラルは周りがみんな天才型だから、大変だよな…そしてアディと穂波の過去…2人ともそのまんまでなんだか安心した。そして上・下構成になってる猫屋敷さんのエピソードがさっきも書きましたが、天才型と凡才型の苦悩みたいな物が描かれてて、泥臭さがとても好きです。みかんの秘密にも触れて、次巻も楽しみになりました。
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アカツ04号2022/03/039ネタバレあり再読。シリーズ5冊目。短編集。夏の時期らしく海や肝試しといった季節感にあふれた一冊。黒羽の〈魔法使い〉としての成長や、幼い穂波・アディの話、猫屋敷とみかんの過去に纏わる話など。特に最後の話はもっと根が深い内容になりそう。そして作者あとがきでアストラルはとんでもない天才集団だという事がさらりと書いてあり、その設定を今後長編の方に活かしてくれるのか期待したい。スニーカー本誌で読んだ記憶の話もあり懐かしみながら読了。(3/2-3)【2022-10】
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とら2011/04/259主要キャラの謎がどんどん解けていって心密度が上がった。ラブコメ要素をもっと強くして欲しい。
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