追放された侯爵令嬢と行く冒険者生活
発売日 :
2025/05/20
追放された令嬢にとって、俺が唯一の味方らしい
「あのクソ王子クソ王子クソ王子」
侯爵令嬢エリカ・ソルンツァリは王子を巡る陰謀により追放された。
「恋人との駆け落ち」という体で国外に追いやられたエリカ。その恋人役に選ばれた冒険者シンは、仮初めの恋人役ながら理不尽な目に遭ったエリカのため剣を振るい――
「シン・ロングダガー、わたくし貴方を気に入りましたわ」
エリカに求められ、二人で暮らし始めるシン。一緒に冒険者として活躍しギルドに認められ、一つ屋根の下で自由な生き方をする。エリカとの距離も近づき――
「シン! 今日も冒険者生活ですよ!」
満面の笑みを向けてくれるようになりました。
侯爵令嬢エリカ・ソルンツァリは王子を巡る陰謀により追放された。
「恋人との駆け落ち」という体で国外に追いやられたエリカ。その恋人役に選ばれた冒険者シンは、仮初めの恋人役ながら理不尽な目に遭ったエリカのため剣を振るい――
「シン・ロングダガー、わたくし貴方を気に入りましたわ」
エリカに求められ、二人で暮らし始めるシン。一緒に冒険者として活躍しギルドに認められ、一つ屋根の下で自由な生き方をする。エリカとの距離も近づき――
「シン! 今日も冒険者生活ですよ!」
満面の笑みを向けてくれるようになりました。
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 858円(本体780円+税)
- ISBN: 9784040758985
ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2025/05/2131疎まれて「恋人との駆け落ち」という体で国外追放処分となった侯爵令嬢エリカ。貧乏貴族の次男で冒険者でもあるシンが彼女の相手役に立候補するファンタジー。エリカが光の聖女の親友だったがゆえに理不尽に排除されたことを知り、真意を隠して初恋相手の彼女のために覚悟を決めたシン。最初は同級生だったのにその他大勢の認識しかなかったエリカも、仮初の夫婦役ながら彼女のため剣を振るうシンを信頼していく展開で、最初の経緯にはドン引きでしたが、彼女に配慮しながら信頼できるパートナーであろうとするシンとの関係がなかなか良かったです。
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和尚2025/06/1125冒険者もののファンタジーとしても恋愛ものとしても面白かったです。 主人公もヒロインも強く真っ直ぐで、それでいて感情の向きが少し勘違いもありつつ読んでて気持ちのいい二人でしたね。挿絵もどれもすごく好き。 師匠や妹弟子や光の巫女も出て欲しいですし、何より二人のこの先が楽しみです。
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まっさん2025/06/0124★★★★ 侯爵令嬢・エリカは王子を巡る陰謀により追放された…貧乏貴族の次男坊で、彼女への想いを長年拗らせていた俺・シンのオマケ付きで。とある事情から駆け落ちという体で国を出奔した俺たちは、彼女の仮初の夫の役目を果たしながら、いつか来たる別れの日までの日常を共に過ごす。まさか彼女の心うちでは、俺が手段として彼女と過ごしていると誤解している事も露知らずに… 発売前からラノベ読み友とのオフ会で「この作品めちゃくちゃ期待値高いねん」と宣伝するくらいには楽しみにしていた作品。読んでみるとやはり私の好きが詰まった→
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しぇん2025/05/2422馬鹿な冤罪で追放された令嬢と惚れていた為偽装駆け落ち相手に立候補した主人公の話。令嬢の魔法火力高すぎて上限がわからないレベルでしたが、よく追放とかしましたね?上位貴族達皆ある程度強いんでしょうが。あとシスターは何故あんな魔法を身につけてるのか?
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のれん2025/05/2521ネタバレありこれはスローライフっていうんでしょうか。政治上の都合で駆け落ちという名の勘当されたヒロインと主人公による逃避行。 とはいえあんまり敵も襲ってこず、当面の生活とかQOL向上のためのやりくりがメインになってくるので、ずいぶんとまったりしている。 物語はバトルや駆け引きではなく、ヒロインの恋心の芽生えが主題。これもけっこうゆっくりしていて、自覚もなく、それどころか信頼できる相棒から始めようとしている。なんというか古典小説でもみられないようなゆっくり感。いやこれこそ前述した現代小説の一ジャンルなのかも。
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