契約夫婦は宮中で偽りをほどく 香国後宮始末録
発売日 :
2025/05/23
聡明で最強な契約夫婦が紡ぐ 中華風ファンタジー!
目指すは出世と意気込み、後宮勤めを始めた貧乏宮女・白檀(びゃくだん)。宴の席で皇帝を救った彼女は、皇帝の懐刀で国一番の美丈夫の官吏・芳玉(ほうぎょく)に呼び出される。彼から告げられたのは、まさかの契約結婚の提案で――!?
出世の好機と契約を了承し、芳玉の片腕として働き始める白檀だが、後宮には権謀術数が蔓延っていて……。若き皇帝と後宮に君臨する太后、皇后の座を争う美姫たち、そして毒と血に塗れた遠い過去。陰謀渦巻く後宮で、契約夫婦が華麗に事件を解決する!
出世の好機と契約を了承し、芳玉の片腕として働き始める白檀だが、後宮には権謀術数が蔓延っていて……。若き皇帝と後宮に君臨する太后、皇后の座を争う美姫たち、そして毒と血に塗れた遠い過去。陰謀渦巻く後宮で、契約夫婦が華麗に事件を解決する!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 869円(本体790円+税)
- ISBN: 9784049162769
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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かなで2025/06/1714ネタバレあり眉目秀麗、文武両道の芳玉と両親を火事で亡くし、弟と貧乏暮らしをしていたところ、弟の武官試験のため宮女となった白檀の契約結婚。→基本的には中華ミステリー。紫禁城の後宮の名前が『香木』の名前になってるんだが、なぜそうなのかは不明(設定と言われれば、それまでだけど)。また、皇帝は市井で育ったみたいだが、その描写は生かされず…。そもそも皇帝の名前は即位したときに変えたほうが良かったのかも…(へんとつくりが分かれてしまう名前は中華ではつけない、はず)。芳玉も白檀も互いに惹かれる理由付けがなく、感情移入ができなかった
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チロ子2025/06/099序章って感じがして物足りなく感じましたが、2人の関係がまとまり次巻から面白くなりそうかな?2人の絡みが少なかったので次に期待。関係性や名前が覚えづらかった😂
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栗山いなり2025/06/168出世を意気込んで後宮に入った女・白檀と彼女と契約結婚した皇帝の懐刀・芳玉が後宮の様々な事件に挑んでいく架空中華時代劇小説。読み終えてから振り返ってみるとファンタジーというよりは中華時代劇+バディミステリーって感じの物語だった。悪くはないと思った
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花2025/06/182ネタバレあり主人公の白檀はしっかりものの現実主義者、父親譲りの教養と探求心で宮中の偽りをほどいていく。 片や夫の芳玉は、主である皇帝に忠誠をつくし、その政道のためには偽りをも為すが、国の前には誠実であろうとする。 白檀は情から、芳玉は正道の為に、ほどいた偽りを公にしないところが似て、次第に気持ちが傾いていくような…… 契約夫婦という最大の偽りをほどくまで、読み遂げたい。
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