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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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Humbaba2015/09/205多くの人にとっては既に終わっている過去の出来事であっても、まだ帰ってきていない人がいる家族にとってはそれは終わってはいない。すべての人の最期を見つけることなどできないが、諦めてしまえばその可能性は零になってしまう。たとえ確率は低くとも続けることで、一人でも多くの人の戦争を終わらせることができる。
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和尚2011/08/154その後の、最後の短篇集。ベア・ベア・ベビーシッターが切なくて、でも、名前が語られない彼等が誰かが、描写で皆わかって、楽しめました。ちなみに、今巻には出てこなかったけど、ヤーナとアムは、ケルプとコットンの子供ですよね。きっと。
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Humbaba2012/01/053例え相手を倒したとしても,それで全てが解決するわけではない.むしろ,そこから始まる日常こそが最も大切である.しかも,世界が変わったということを認識できない,しない人たちを相手にしなければならないという,戦場とはまた違った意味で困難な戦いが続く.
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浮草2018/08/182マイドは過去のエピソードと、人々の想いの中にしか出てこない。どんなに表から身を引いたとはいえ、メイを幸せにする日常の姿もみたかったなぁ。
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Humbaba2017/01/052怒りを覚えたとしても、それをそのまま表出する人ばかりではない。内に溜め込んでそれに対処する人もいる。ただし、そのような人も怒らないというわけではない。寧ろ、分かりやすい起こり方をする人よりも対応が難しいと言える。分かりやすい表出をしてくれれば身構えることも出来るが、それが見えないと不意を突かれることになるため被害が大きくなる。
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