逡巡という名のカノン
発売日 :
2007/05/01
波乱含みのフジミ定期公演の行方は!?
引き出しの奥に隠されていた、圭の赤い革の日記。そこには、悠季も知らなかった天才指揮者・桐ノ院圭の音楽活動への苦悩が綴られていた! 商業主義への反発と、悠季への愛と音楽に満ちた理想の生活との狭間で、揺れる圭。誕生日には二人で熱く甘い夜を過ごすが、「君と出逢わせてくれたすべてに感謝します」と思いつめたように囁く圭に、悠季は彼を苦悩から救いたいと強く思うのだが……。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 524円(本体476円+税)
- ISBN: 9784044346492
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みんなのレビュー
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rabbit2018/06/2819ネタバレあり第6部6作目、引率講師として参加した学生オケ合宿。練習後の打ち上げって盛り上がるんだよねぇと自分自身の体験にも当てはまっていて楽しめました。いつの間にかカップルがしけこんでたりとかあったあった(^^ゞ 悠季は着々と進歩しているけど、圭の方が子供っぽくなってしまって心配でした。
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ハル2021/10/0616ネタバレありシリーズ㉙第六部❻ 前巻の悠季の合宿の話から。つい見てしまった圭の日記内容が…気にしつつ合宿へ。あまりに大学生の合宿らしくてw悠季のコンマス力が発揮されてて何だかんだと世話を焼く。なかでも一人浮いてた藤浪に懐かれるくらい。その合宿で圭を芸大に合格させた大山教授もいて…悠季の本音をぶつけたあとの圭の大笑いに悩みを克服したんだなって思ったらホッとした。圭のアルバムを2人で見る様子が微笑ましい。高校生の圭に少しモヤっとしたけど圭と悠季が夢の国で出会いそしてコンサートでニアミスしてたってホント運命だなぁ😊
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雨蛙2017/11/079第6部-6。大学オケの夏合宿の引率で軽井沢に出かける悠季。烏合の衆の学生をまとめるため、ここでも悠季はオヤカタ気質を発揮。悠季は大学講師としても着々と実力をつけている。
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MM2019/03/058ネタバレありどのエピソード話も面白かった。貞光指揮でバイオリン・ソロが圭のコンツェルト!私も聴きたい。あと圭と悠季がまさかの過去にプチ遭遇していたと云う気になる出来事。☆★★★★。
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ひなた*ぼっこ2020/09/077第六部の6、シリーズ31作目。前巻とほぼ同じ時間軸で合宿の引率とフジミ納涼会。学生たちの人間関係がメインなので悠季的には気楽な回。モアイ教授が面白い人で良かった。悠季が色んな試練を越えてタフになっていくの格好良いね。
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