アンダルシアのそよ風
発売日 :
2007/09/01
バイオリニスト・悠季に思わぬ試練の予感!?
新学期を迎えて生徒たちの前期実技試験が迫る中、福山門下生の発表会の準備に追われる悠季。海外へと旅立つ圭と愛を確かめ合いつつレッスンに取り組むが、伴奏の三条薫子に「体裁よく小奇麗にまとめられた演奏」と酷評されたことで、悠季はバイオリニストとしての『個性』について悩むことになり──。理想の音楽をめざし、新たな境地へと踏み出した悠季を描く表題作のほか、圭が拾った仔猫に会いに桐院家を訪れる『独り寝・白王女』も収録。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 524円(本体476円+税)
- ISBN: 9784044346508
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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rabbit2018/06/2918ネタバレあり第6部7作目、音大生たちの実技試験のために指導する悠季、一人一人の個性を見ながら指導方法を考えるのって大変だなぁと思いました。後半は桐ノ院家で悠季を刺した家政婦ハツも登場、悠季のおかげで義母とも少しずつ話せるようになった圭が痴呆症で施設にいるハツに会いに行く。ハツの年老いて行く姿を見た圭の悲しみが切なかったです。
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ハル2021/10/0617ネタバレありシリーズ㉚第六部❼ 前期実技試験に向けてビシビシ指導する悠季。その合間に福山先生の門下生発表会のためまた薫子と組むことに。薫子節が懐かしいw圭はシーズンを迎えアチコチ飛び回ることになるから最後の夜は情熱的に抱き合う♥️悠季の方は学生達のうち女性2人に頭を悩ませる。でも杏奈には発破が効き残る新藤と打ち解け、悠季も講師らしくなってきたね。何とか無事に試験も終わり門下生発表会‼︎薫子にリベンジされちゃう悠季。高嶺といい薫子といいヤンチャなピアニストに縁があるなぁw圭視点の話、ちょっとしんみり。
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MM2019/03/057ネタバレあり圭が拾った白猫の話と元家政婦・ハツの老人ホームでのエピソードがよかった。☆☆★★★。
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雨蛙2017/11/096第6部-7。悠季は近づく自分の発表会の練習も佳境に入る中、学生たちは試験が迫り、それぞれが問題を抱える。悠季は自分のことも学生の事も忙しい。
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ひなた*ぼっこ2020/09/194第六部の7、シリーズ32作目。学生たちの実技試験と福山門下生の発表会。受持ち学生たちは皆なんとか形になってきて、新藤裕美子は本音をぶちまけられてよかったね。悠季にとってはいい迷惑だけど。母娘関係は難しいものなのよ。三条さんはしてやったりな感じで相変わらず意地が悪い。短編は圭と猫の距離感が可愛らしい。
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