付喪堂骨董店 “不思議”取り扱います 3

発売日 : 2007/10/25
こちらの品は、お奨めできない事情がありまして──。
スレンダーな大人の美人と無表情な少女、そして、見た目は普通の少年。 付喪堂骨董店は、三人の大騒ぎで今日も賑やかです。 お客さんの声が聞こえないのはご愛嬌。 つまり、付喪堂は今日も暇でした。 お客さんは来ませんが、付喪堂には不思議な事件だけは舞い込んできます。 ちょっとそんな話をしましょうか。
 最近、恋人を亡くした少女がいました。 そんな彼女は、夢の中でなら好きな人に会えるという、不思議な “香炉” を手に入れます。 あなたなら夢の中に逃げますか? それとも所詮は夢と割り切って、辛い現実を生きますか? 彼女の選択は── それはあなたが確かめてください。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784840240321

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2015/07/24
    第三章から四章への流れがとてもよかった。なんでこうふたりともツンデレなんだろう・・・。いっそくっついちゃいなさいよ、と思ったのは私だけではないはずだ。
  • しぇん
    2023/01/19
    再読。変わらず救いが無いお話も多めですね。夢の話は本人は救われているのでしょうが、バットエンドですよねぇ。何時もの甘い4話に夢の話から繋げてくると思いませんでしたが、キスするかもと、一生懸命歯磨きする二人など相変わらず可愛らしい描写が秀逸で良かったです。
  • 中性色
    2016/06/10
    アンティークをめぐる不思議話集第3弾。さまざまな書き方や方向性を見せられるので、この手の作品にありがちななんだかんだで助かる感をうまく隠している。いや、別に必ずそうなるってわけでもないが。にしても、最終章は毎回甘いのはいいんだけど、前の関係でずっとブラック飲んでた途端にいきなりマックス出された気分。そんなに似たもの同士なんだな。
  • END
    2014/03/15
    もしも、自分の大切な人を亡くしてしまったら。そして、夢の中だけでもその人に会えたら。多分、麻耶と同じ方法を選んでしまうのだろう。この『夢』は、3巻までの話で一番良かった。刻也が見せられた夢。大切な人を亡くした事を受け入れられなく、現実を否定しようとする姿に、少し涙ぐんでしまった。今回は、切ない話ばかりだった。その分、ラストの『眠り姫』での2人には、ニヤニヤしながらもホッとさせられる。
  • 烟々羅
    2013/09/18
    この巻で、悪意をもち客に本当のアンチークを売るもうひとつの骨董店とおぼしき存在が匂わされる。 (と思わせておいて、主人公の職場の裏の顔だったりするかもしれないような、どちらともいえない書き方で)