クダンの話をしましょうか 2

発売日 : 2008/01/01
クダンのもとに現れたのは、元“コクバン”の管理人・美千恵。彼女は、記憶の中にあるドッペルゲンガーを探しているという。
どこからでも海を臨むことのできる、とある街へとやってきたクダン。世間は夏休みだが、クダンは喫茶店でバイト。その合間に客の手相占いをして鵺の手掛かりを探していた。そんなクダンのもとに現れたのは、元“コクバン”の管理人・美千恵。彼女は、記憶の中にあるドッペルゲンガーを探しているという。クダンの占いを頼りに、故郷のこの街を探索する美千恵だったが、不思議な小学生グループに阻まれ――。 新たな街での、出逢い、わかれ。そして、ときおりもたらされる数奇な邂逅。せつなく、やさしい予言の物語、第二章。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784840121286

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みんなのレビュー

  • スー
    2019/06/20
    ネタバレあり
    災いを予言するとその人の未来から消えてしまう運命の少女クダン、第二弾。北海道のとある都市を舞台に、古びたレンガ倉庫街の片隅にある子供たちとコロポックルだけの小さな広場を起点として始まる物語。「手形」をキーワードに子供時代だけに許された世界と、それに憧憬と嫌悪を抱く成長過程の少女達の姿が描かれています。大きな起伏は無いものの淡く幻想的な世界観が印象的な作品でした。上手く表現できませんが、子供の頃に抱いていた純粋な思いを大人になった自分が憧れと共に見つめているような読後感。何となく切ない気持ちになりました。
  • よむよ
    2012/12/31
    あいかわらずストーリーの主線は良いと思うのだが、細部の表現が甘い。説得力が薄い。細部の説得力が増せば、なかなかの一品になると思うのだが、勿体無く感じる。作品全体としては嫌いじゃないので、今後の作者の成長に期待したい。/クダンは可愛くて健気だなぁ。がんばれクダン。
  • ソラ
    2008/03/24
    【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) どこからでも海を臨むことのできる、とある街へとやってきたクダン。世間は夏休みだが、クダンは喫茶店でバイト。その合間に客の手相占いをして鵺の手掛かりを探していた。そんなクダンのもとに現れたのは、元“コクバン”の管理人・美千恵。彼女は、記憶の中にあるドッペルゲンガーを探しているという。クダンの占いを頼りに、故郷のこの街を探索する美千恵だったが、不思議な小学生グループに阻まれ―。
  • た〜
    2014/05/11
    ナポリタンはフランス料理だったのか(笑
  • はつかねずみ
    2014/03/15
    子供たちの手形遊び、そして成長するということ。 話そのものは面白いのに、一つひとつの物足りなさは前巻と変わらず。 前巻との繋がりはコクバンの製作者の話をしていた時はところどころに感じられたものの、後はクダンが回想するくらいでこれ単品の話としても問題なく通じてしまう程度。 設定的な問題もあるんだろうけど、登場人物の一掃ってやっぱり博打だよなあ。