しにがみのバラッド。 Momo the girl god of death“loop” 11

発売日 : 2008/03/25
これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語……。
真っ白い花びらが、風にたゆたって、泳いでいる。そんな何処かの空から、真っ白な女の子がふわりと現れた。私の心に触りにやってきた。その子は、自分のことを「死神」なんて言うけれど、私は思う。天使じゃないかって。本当は、哀しいことを告げにきたのに。たいせつなものを失くしてしまうと、教えてくれにきたのに。私の心に触れにきた。かわいらしい黒い猫をその胸に抱いて。そして私は、どうしてか言ってしまったんだ。「友達に―― なって」と。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 671円(本体610円+税)
  • ISBN: 9784840241854

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/12/18
    今回はいつもと違う連作形式での話とモモとアンの話。4人の少年少女が主役の物語はこの作品らしいあたたかく優しい話で良かった。青春時代らしい少年少女たちの爽やかな友情は読んでいて羨ましい限り。肝心のアンとモモの話は今回で一応人区切りついたようだけど淡々と進み過ぎて味気ない。結末自体も面白みが無いしそこに至るまでの過程が詳しく書かれる事無く終わってしまったので盛り上がりにも欠けていた。とりあえず次の最終巻でどうするのに期待しましょう。
  • くろり - しろくろりちよ
    2012/03/18
    ピースが揃うように、モモと関わる登場人物が出てくる。この子たちは…モモに運ばれ、モモを変える鍵になるのかな…?学校のアイドルかのかと不思議ちゃんミツミの本当の友だち「かのかプリズム。」/ミツミを変えてくれた男の子と、友だちになってくれた白い死神、ビデオ映画と海のある町「うみねこのプリズム。」/アンに逢いに行ったモモ「星のめぐり。」繰り返す記憶。名前。物語の始まりと終わりに向かって…。次が最終巻、かぁ…。
  • 琴音
    2010/06/13
    物語詩というこの作品ならではの雰囲気がすごく好きだなと久しぶりに読んで再認識しました。中高生ならではの触れそうで触れない独特の距離感。誰かと一緒にいたいけれど傷つけたくない傷つきたくない気持ち。優しい言葉遣いと共にこの世界に存分に浸ることが出来ました。ほわほわしたあったかい気持ちで読み終えることが出来ました。
  • Tatuyuki Suzuki
    2014/06/13
    しにがみのバラッド11巻目です。 今回は短編集ではなく一つの物語を繋げたお話でした。 最後の終わり方も気になる終わり方でしたし、次の巻も楽しみです。
  • 凍矢
    2013/12/18
    今一つでぱっとしない終わりかたでした。謎が謎のままといいますか。。。んーむ、最終巻と番外編があるのですが。評価が厳しくなるやもしれません。分厚いだけで、すかすかなイメージが。楽しめてはいないです。