七姫物語 第5章 東和の模様

発売日 : 2008/04/10
その少女は静かに見つめる、動き始めた世界の模様を。
一宮シンセン都市の弱体化に端を発した東和の混乱は、新たな局面を迎える。 黒曜姫を掲げる旧王都・一宮シンセン都市に、二宮スズマ都市の翡翠姫は対決を決意し、その軍勢を動かす。
 ついに起きた大国間の戦争に揺れる東和。 そんな中、七宮カセン都市の宮姫である空澄姫は、四都同盟締結を望む双子姫の招きに応じ、五宮クラセと六宮マキセの双子都市へ向かい、彼女たちに触れる。 平和を語る姫たち、独立を望む姫、改革を掲げる姫、そして、国体を背負う姫。 ただカラが見つめるのは、流れる時代の中、姫たちと人々が織りなす世界の模様。 東和七姫が彩る物語・第五章開幕。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784048670180

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みんなのレビュー

  • 幸音
    2015/12/27
    四都同盟締結のため、双子の萌葱姫・浅黄姫、常磐姫、空澄姫が顔合わせ。常磐姫が、お姫様らしくない時の空澄を嗜めるのがお姉さんらしくて好き。あとp138で生真面目に「これから少し距離を取る。いいか?」と確認するところも。p78~の毒味役のヒカゲと空澄のほのぼのした会話に和む。黒曜姫殿下は一宮だからか一番年長だと思っていたけど違うことと、あの人の再登場も驚いた。p294~p296の辺り、特に「多分、私が~」と萌葱姫が空澄に対して微笑みながら言った「貴女のそんな顔が~」と「ですが~心がけましょう」が好き。
  • 2020/03/01
    電子書籍。読み放題。お姫さまたちの関係性がかわいい。四都同盟のために4人揃った三宮五宮六宮七宮。常盤と空澄、双子。みんなみんな色々なことを考えながらもお姫さまをしていてかわいい。が、その間にも世界は動く。一宮とニ宮のあれそれは次巻がとても楽しみ。琥珀の復帰も。
  • ソラ
    2008/05/02
    【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 一宮シンセン都市の弱体化に端を発した東和の混乱は新たな局面を迎える。黒曜姫を掲げる旧王都一宮シンセン都市に、二宮スズマ都市の翡翠姫は対決を決意し、その軍勢を動かす。ついに起きた大国間の戦争に揺れる東和。そんな中、七宮カセン都市の宮姫である空澄姫は、四都同盟締結を望む双子姫の招きに応じて、五宮クラセと六宮マキセの双子都市へ向かい、彼女達に触れる。平和を語る姫達、独立を望む姫、改革を掲げる姫、そして、国体を背負う姫。
  • マギカ鍋
    2012/07/16
    巫女姫を戴く七つの都市国家の話、5巻。夏空の下、双子宮の地では三宮、七宮の姫を迎え四都同盟が和やかに結ばれる。しかし中央では最大都市一宮と改革を目差す二宮が小競り合いを始め互いの意地が積年の炎となり燃え広がっていく。強大過ぎる二国に対抗して結ばれた四都同盟は二国の関係を加速させ東和の暗雲を濃くしていく。人の想いや事情は様々で正義も理想も多様。どれが真理という事はなく努力の末に安寧が訪れても移り行く季節の如く諸行無常が世の常。そして世界は東和だけにあらず。季節外れに咲いた桜は東和の地に何をもたらすのか。
  • イソ
    2019/02/16
    ネタバレあり
    ここに来て琥珀姫が再登場は驚き。ただそれはテンとトエの掌のうち。前巻もだけどほとんどお二方出なかったような?翡翠姫が印象的だった。さあ次ラスト。どう決着つけるのか。