シフト 世界はクリアを待っている 2

発売日 : 2008/07/10
これは、倒される運命にある 『魔王』 の物語──
高校生の赤松祐樹は、「《シフト》世界」では半人半獣のトカゲ男・ラケルとして、隠者のような生活を送っていた。だがしかし、異世界での出来事が現実世界に “侵蝕” し始めた時、祐樹は一つの決断を下す。
 「夢の世界」 では獅進・リカルトと対峙し、「現実世界」 では日野鷹生との勝負に臨む。徐々に明かされるラケルの過去と、世界の “クリア” にかかわる、『魔王』 と 『勇者』、そして 『姫』 の存在──。はたして世界はクリアされるのか?うえお久光が贈る、モダンファンタジー・第2弾!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784048671392

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

電撃文庫の新刊

  • 陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 2
    陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 2
    美少女たちの言いなりになるのも陰キャの使命!?
    星野星野 (著者) / 黒兎 ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行
    ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行
    逃げ場のないデスゲームと化したVRSLO。攻略に挑む少年の運命は――
    夏海公司 (著者) / SOLANI (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • この青春に、別解はない。 デルタとガンマの理学部ノート 2
    この青春に、別解はない。 デルタとガンマの理学部ノート 2
    理系部活×日常の謎、第二弾。さあ、青春のフィールドワークへ。
    逆井 卓馬 (著者) / 遠坂あさぎ (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 最強の悪役が往く~実力至上主義の一族に転生した俺は、世界最強の剣士へと至る~ 2
    最強の悪役が往く~実力至上主義の一族に転生した俺は、世界最強の剣士へと至る~ 2
    最凶の悪役、力を求めてエルフの里を蹂躙する!
    反面教師 (著者) / Genyaky (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 死なない少女の屍体は、ここに。
    死なない少女の屍体は、ここに。
    不死身の騎士団長は、なぜ殺されたのか。
    築地俊彦 (著者) / 切符 (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 緋莢
    2024/03/13
    ネタバレあり
    〝夢の世界”では、リザードマン(トカゲ男)・ラケルである赤松裕樹。その〝夢の世界”が 〝現実世界”に浸蝕をはじめて…他の方も書いているように、前巻とは違い 〝現実世界”での話多め。よくあるクリアの条件ですが、それ故の〝悲鳴” <『勇者』も『魔王』も知ったことか。才能も、運命も、勝つべきか負けるべきかも 知ったことか。>いう想いや登場人物や展開自体は悪くないのですが、どうも ハマるまではいかず。『隷王戦記』と似た時期に読んだのですが、ファンタジーと相性が 悪くなってしまったのかな、という感じです。
  • ヴィオラ
    2020/05/04
    ネタバレあり
    現実世界の話が多かったけど、主人公は現実世界に於いても異能の持ち主という事だろうか?シリーズが完結してないのであれだけれど、これはいらない設定な気がするなぁ…(^◇^;) 姫とか勇者とか色々伏線はあるっぽいのですが、シフトした先の世界についてより掘り下げた設定が楽しくて、このシリーズに関して僕はやはり世界観を楽しんでいるらしいです(^^)
  • キーツ(Nob Arakawa)
    2015/04/15
    面白かったとは思うのだけれど他の方も指摘しているように少々やらずぼったくり感が出てきたのも確か。そして3巻も購入済みなんだけど4巻の発表がなさげで完結しない未来が見え隠れしてきた。とりあえず3巻で続きの印象をば。
  • 浅葉
    2010/05/19
    ★★★★★ ラケルとリカルド(+α)の対決、赤松と日野の対決と、少年たちの対峙が印象深い巻。特に後者の水泳対決は、結果が出た後の保健室での宮沢と空の殴り合いも含めて大好き。でもホントセラ(宮沢)は無神経だなあ。チアノーゼ状態になってまで勝って、ようやく気を取り戻したばかりの人間に、賞賛するでなく、あっさり「水泳部に入らない?」は配慮足りなすぎ…。例えこれから成長していくにしろ、やっぱり彼女が「姫」となるのは勘弁してほしい…。
  • ふじさん
    2011/02/24
    これまで語られなかった物語の背景が、次第に明らかとなってきたシリーズ第二作。二つの世界の対置は若干安易な書き振りにも見えるがやはり面白い。「現実」を「非現実」に仮託して語る、ファンタジーが為し得る役割の一つをこうも強く率直に書けるのは、この世界観設定が故だろう。空の事情、杏里の正体、祐樹の魔術など、新たな謎はまだ見ぬ物語の奥行きを想像させるが、それに対する登場人物たちの知識や理解が読者より先行した状態で話が進んでしまうのは何とも歯痒かった。こうした傾向は他著書にも見られるので、単に作者の筆癖かも知れない。