嘘つきみ-くんと壊れたま-ちゃん 6 嘘の価値は真実
発売日 :
2008/09/10
みーくんは、わたしが死んじゃったら泣く?
梅雨の季節。狂気蔓延る屋敷からどうにか抜けだし、無事まーちゃんとらぶりーな関係に戻った今日この頃をいかがお過ごしになれそうか考えていた昨今。体育の授業をサボり中、人間をお辞めになったらしき侵入者が学校に来訪した。殺傷能力を有した、長黒いモノを携えて。そしてそいつは、無言でいきなり自我を暴発させた。つまり、長黒いモノをぶっ放した(エロい意味じゃなく)。気づけば、体育館の床一面には阿鼻叫喚の赤い花が狂い咲き始め……。えー、最後に一言。さよなら、まーちゃん。……嘘だといいなぁ。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 561円(本体510円+税)
- ISBN: 9784048672122
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みんなのレビュー
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散桜2014/02/1353ネタバレありえ?!え?!ええええ?!まーちゃんかみーくん、どっちか死んじゃったの???まーちゃん、撃たれたの?!?!ええええ?!ww今回のはなしは、ひとつの事件と、他の視点がぐるぐるして書かれていて面白かったです。次が気になるーーーー!!!!ゆずゆずの登場に期待です!!!!
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とら2015/11/3042この巻から新天地。やはり先がどうなるか予測出来ない展開は面白い。あとこの巻の構成が、主軸となるみーくんまーちゃんの話の合間に、様々な人々の挿話が挟まれるというものであったのだが、それを読んで、入間さん短編書くの上手いなあ…と改めて思った。こう、一般的に物語を書くときに上手いとされる「起承転結」にしっかりとなっているかどうかは断言出来ないが、それでも上手いと思わされる。どこか投げやりな性格の人間たちが、少しでも何か大切なものを見つけ出そうとする姿勢が何というか、どうしようもなく惹かれる。魅力的だなあと。
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チアモン2018/07/1840この学校にはまともな生徒はいないのか?ははっ。体育館に攻め混んでくる猟銃を持った男。本当にこういう場面があったら怖い。誰が1人亡くなったのだろう。うーん。気になるラスト。相変わらず壊れた文章。気になる。気になる。次巻へ。
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Yobata2010/10/2233「みーくんは、わたしが死んじゃったら泣く?」みーくんとまーちゃんの壊れた嘘だらけの関係が戻って来る。体育の授業中,体育館にライフルを持った男が侵入し立て篭もる。まーちゃんと関わるとマユの悪意は波及していくのか?サボりで体育館の別の場に居たみーくんはマユを悪意から守る為だけに行動を開始する…。今回は明確な殺戮者がいる篭城脱出もの。自暴自棄になり善良なる市民をやめライフルを担いでやってきた襲撃犯。阿鼻叫喚の渦が巻き起こり、銃声が響き渡り教師やクラスメイトの血が吹き出る中でも、冷静に敵を分析し襲撃犯の強迫にも→
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黒瀬2019/06/0428ネタバレあり数年ぶりの再読で結末以外ほぼ忘れてる。二度どころではない事があるなら、三度どころではない事もある。 ということで『僕』は再び事件に巻き込まれることに。此度の犯人は突然学校に侵入し、銃を用いて生徒と体育館の床を赤く染めていった。ま、『僕』のカッコよさの引き立て役にしかならなかったけどね。それと、杉…なんとか君も。 ただ、この巻で最も気の毒だったのは新キャラの海老原香奈恵さんで間違いない。くも膜下出血か何かでしょ多分。せめて苦しまずに…無理か。頭痛も訴えてたし。当時はこれが最終巻だとか言われていたような記憶。
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