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著者・鏡貴也への独占テキストインタビュー! 『伝説の勇者の伝説』シリーズ完結記念、ネタバレ完全解禁「真のあとがき」をお届け!!

ファンタジア文庫
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2025/05/30
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『伝説の勇者の伝説』シリーズという超大作を「完結させる」には、物語本編と同じくらいに知られざるドラマが制作の裏側にもあったはず……ということで、完結から少し時間も経った今、ネタバレを完全解禁のうえ著者・鏡貴也さんに独占テキストインタビューを敢行! サービス精神旺盛な鏡さんのキャラクターが炸裂した文章にも注目してください。


この記事は本編のネタバレを含みます。


『伝説の勇者の伝説』シリーズの完結に寄せて


――シリーズ完結にあたって「冒頭を100p以上書き直した」というエピソードなども伺っており、大分苦戦なされたと思うのですが、今回描かれた物語本編の結末はいつ頃から構想されていましたか? また、その着地点が見えたときのきっかけやエピソードなどあれば教えてください。

 いやぁああ難しかったぁあああ!
 冒頭を100P書いた段階で、うわぁこれじゃだめだぁああああってなって、長いことみなさんお待たせしてしまいました。
 すみません!

 『伝勇伝』を描く難しさは、僕が嘘をつけないことだと思ってます。
 すごく若いうちに始めたので、嘘をつくと自分に嘘をついているような感じになってしまうので、どうしても思ってないことは書けない。わかってないことも書けない。経験したことないことも書けない。
 なのに、キャラクターたちはどんどん成長いってしまうのです。
 でもあんなに成長してしまったら、僕の経験も追いつかないわけです。
 そしてキャラクターたちがどう成長していくのか、僕がどう向き合っていくのか、どう成長していくのか? ということが、僕が思ってたよりも大きく作品に求められちゃうなあと感じ続けながら書いていました。もうずっと、伝勇伝に生き方を問われるような形で、僕の人生は進んできた気がしてます。

 何回か、こういう最終回がいいんじゃないか、というようなことは、書いてる最中その時々で思いついていました。
 きっとこうなるんだろうな、とか、こうなったほうがいいよね、とか、こうなったほうがみんな喜んだり、こうしたほうが売れるよな、というようなことはたくさん思いついていたのですが。
 でもそういうのを思いついたってさ、それ書けないの。『伝勇伝』で僕は嘘をつけないんです。そういう縛りなんです。
 思ってもないことは書けないんです。
 世界はこんなに美しいから、なんの意味もなくみんなハッピーだね!とか、書けないんです。
 だって違うじゃん。そんなこと誰の前にも一度も現れてくれないじゃん!ということを、読者のみんなと一緒に悩んだり叫んだりする日々が人生だなぁと感じていて。

 なら、それを書けないなら、いったい僕に、なにが書けるのか?
 というと、これほど長いシリーズで自分が描いてるのは、キャラクターたちの人生と人生観とその人生観の変化なのだなーと気づき、僕が考えている器用なかっこいいだけの結末や感動するだけの結末では、『伝勇伝』に応えることができないんだなぁとわからされる瞬間がたくさんありました。

 キャラクター=人なので、人の人生と人生観と人生観の変化というものは、僕ら人の誰もが経験することなわけで、みんな感じ方は違ったとしても、生まれて、出会って、泣いて笑って叫んだのに、でもどうせ死ぬ、は、同じなのです。
みんな違うルートを通るかもだし。その間は孤独かもなんだけど。
 でも、みんな、頼んでもないのに生まれて、出会って、泣いて、叫んで、なんとか笑ったのに、でも、最後はどうせ死ぬ。
 なんだよそれーっていうのにみんなでうんざりしながらも、その悲しさと美しさをこの作品でみんなと話し合いたい!という気持ちが僕の中で強くあり、そして、フェリスが死にました。

 ほんとはフェリスは死なないはずだったんです。
 フェリスが死なない展開が本当は先にあり、うまい具合の立ち回りで、人気取れそうな盛り上がりをたくさん作って、展開盛りだくさんでバトル連発させるプロットはかなり前段階でフワっと妄想されていました。
 でもね、フェリスが死ぬ巻の数冊前から、人生ってそういうことじゃないじゃん!何でもかんでも全部勝って大団円なわけじゃないじゃん。でも、負けるわけでもない。この世界は、最後は全員死ぬのに、それを負けとしたら負けしかないわけだし、全員どうせ死ぬからってそれが負けなわけでもない。
 でもじゃあ、全員死ぬなら人は、どう勝てばいいんだろう? 何が勝ちなんだろう? 生きるってなんなんだろう? ということに途方に暮れていて。

 で、必ず終わる世界を設定しました。
 みんなにとって同じルールだからです。
 僕を含め、必ずみんなは終わるからです。
 こんなルール設定するの嫌なんだけど。だって書くのも読むのも大変だから。
 それが人生のルールじゃんなんて目の当たりにしたくないわけだから。
 じゃあ勝ちはどこにあんだよ!ってなっちゃうわけだから。
 でも、僕は、ライナや、フェリスや、シオンや、読んでくれるみんなたちと、それを話し合わなきゃいけないと思って、そうしました。

そしてライナにも一番きつい試練を与えました。

 実は、もう少し早くフェリスが死んで、それに向き合う巻が数冊あるはずだったのですが(だんごシール出た時にはすでにその構想だったので)、しかしそれでは僕の心がもたないし、あと、僕にその答えがなっくて、机上の空論しかもてなかったので、最終巻の直前に亡くなりました。

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 が!
 なんと!
 そこで書けなくなるっていうね!
 だってそのさきを知らないから!
 なのに、伝勇伝では、嘘をつけないからさ。

 だから書けなくなっちゃった。
 読者のみんなごめん。
 あそこで止めるなんて鬼畜すぎるよね。

 でも、描けるようになりました。
 つまり僕は、それを知ったのです。
 お待たせしてすみません。
 ああ、それが描けるようになってしまう伝勇伝は、僕にとって大変な作品だなぁと感じます。

 そして、僕がその経験しなければ描けない作品なんだとわかった出来事が起きて、より気づきました。
 ああ、なんて伝勇伝はみんなとの交換日記なんだろう、と。

 そして、絶望し、肯定感もなくし、全てになんの意味もないのになぜ立ち上がるのか?ということに向き合わなければ立ち上がれなくて。

 でも全てに意味がないなら、みんなと接したこの期間や亡くなった人の人生にも無意味のレッテルを貼ることになるぞ、、、
 全部に意味がないなら。どうせ失われるのだとしても、みんなで接したこの時間を意味がないと断罪してしまうことになるぞ。
 それでいいのか?
 それでも立ち上がらないつもりか?
 ということについて、それでも立ち上がるんだという結論を見つけるまで、あのライナの決断をリアリティを持って描けなくて、時間がかかってしまいました。

 なので『伝勇伝』は、どうやら、意味はなくても、意味を宣言するという覚悟をライナが持つまでの物語だったみたいです。
 24年もかけて、主人公が自分を許すまでの。
 それってつまり僕が僕を許してないってことなのだろうかーーとか。
 読者のみんなも、そう感じてるんだろうかーとか。

 でも、結論は、お互い許し合っていこうぜってあとがきになった気がする。
 ライナとシオンとフェリスも終始その話をしてたと思う。
 世界はさ、こーーーんなクソみたいでさ、おまけに必ず終わるんだけどさ。
 でもそれに負けないで、お互い笑い合うこの一度しかない瞬間にどう意味をつけるのか、ということを描きたい、それに感謝したい、と、思えたことが、着地点が見えた瞬間だと思います。

 読んでくれたみんながいてくれたからこそ、伝勇伝は生まれたから、みんながそう思ってくれたらいいな。
 『伝勇伝』は読んでくれるみんながいなきゃ終わる世界に24年いたわけなので、途中、八年くらい地面に膝をついていても立ち上がったらみんなが待ってくれていて、すごい広告を打ってもらって終われたのは、みんなに支えと笑顔をもらえていたんだな思い、それを人生の意味と認識して、感謝して今後も生きていきたいなーと思います。

――物語開始当時に思い描いていた着地点から、最も大きな変化はなんですか?

 やはり心が引きこもりで、誰も信じていなかったライナが、世の中に想像以上に出たことだと思います。
 だから世界の広さをライナが感じて旅立っていく物語でした。
 短く終わるなら、彼があらゆる人生を獲得していく物語になっていたと思います。
 しかし読者のみなさんに長く続けさせてもらえたので、獲得、繁栄、喪失。そして意味の再発見に至る物語にできたと思います。

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――『伝勇伝』シリーズを書いてきた中で、鏡さんの中に何か大きなターニングポイントのような出来事はありましたか? 印象的なエピソードがあれば教えてください。

 僕は家庭の事情で、ライナと同じように閉じ込められていました。
 なので、伝勇伝でみなさんに出会って、みなさんに救われて、人生が変わりました。
 みんなからのお手紙で、こんな僕でも人を救えることがあるのか。こんな僕でもか?と思えました。
 そのあと、売れっ子作家になって求められる自分と、それを認めきれない自分という期間に書いた伝勇伝の内容も、ライナたちに励まされながら書いていました。

 途中、大切な家族が絶対に助からないとなり、でも奇跡が起きて助かった経験のときに、人生観が変わり、少し書けなくなりました。最終巻前にも、少し空いた時があったと思います。

 そしてその後、今度は失う経験をしました。

 そこで、僕は初めて、書きたいものがある、それを読んでくれてるみんなと話し合いたいことがある!となり、最終巻発売まで、時間をかける結果となってしまいました。
 喪失に意味を見つける必要がありました。

――鏡さん渾身の伏線や、設定の再利用・後付け設定などは何ですか?

 最終巻の裏表紙の作品のあらすじが、ライナレポートになったのに自分で感動しました。
 そんな世界に生きたいという願いを、まだ世界に出ていない10代のライナが思い。まだ世界に出たばかりの20歳の僕が思ったのだなと。
 そしてそれを24年後にも信じられているのは、みんなが作ってくれた渾身の伏線の回収だなぁと感じています。
 僕はみんなに守られました。僕もみんなを守れているだろうか。あの青臭いレポートを。昼寝王国の野望を、僕はみんなのおかげでいまも持っています。

――主要キャラであるライナ&フェリス&シオンに対して物語が始まったときと比べて、完結後に鏡さんから見てどんな印象の変化がありますか? それぞれ教えてください。

 ライナはめちゃくちゃ強くなりました。
 そして強くなりすぎて弱くなりました。
 何も信じてない。何も期待していないというほうが即物的には強いので。
 しかし少しは期待してもいいと、弱くてもいいんだと自分を許せるところまで、強くなったと思います。

 フェリスはずっと強かったなと感じます。ずっと。ルシルがいたからかもしれません。彼女でなければライナを救えなかったなぁと思います。
 でもライナがいるから強かったともいえます。ライナがいなれば彼女も即物的な強さだったと思います。人は人がいないほうが強いけど、人がいるほうが強いんだなー。大変なゲームすぎる。

 シオンも同じです。ていうかそんな言い方したらみんな同じなんだけどね!
 かつて子供のころ、みんなはワクワクして世界を見て、でも、そんな世界じゃないことを知ってがっかりして、世の中を諦めて尖って。
 で、その尖った部分でなんとか世界と向き合っていくんだけど、尖ってるからやっぱり脆いわけじゃないですか。
 で、本当は、尖ったままでいたいわけじゃない。
 本当の自分。世の中を諦めてなかった頃の自分は何を願っていたのか。
 でもそれはもう、自分では見つけられないのです。だって、自分で自分を否定してしまっているから。否定することでなんとか尖って世の中と向き合ってるわけですから。
 だから、誰かが見つけてくれないと。
 誰かが。

 そして、ライナをフェリスとシオンが見つけた。
 フェリスをライナとシオンが。
 シオンをフェリスとライナが見つけたのだと思います。

 そして、僕はみんなに見つけてもらいました。

 伝勇伝を書くことで、自分はそうなのか、、、とわかることがたくさんありました。

――長編シリーズを書き終えて、一番はじめにやりたかったこと、あるいはやったことは何ですか?

 えー。なんだろう。いまはね、たくさん作品書きたいと思ってます。書けない時期があったんだけど、いまは書きたい。
伝勇伝を描き終えたことで見えたことがたくさんあって、それをちゃんと描いていきたい。
昼寝王国の世界の中にやっとたどりついた僕が。24年もかかって、ライナにそれを教えてもらった僕が書く物語に、ちょっとわくわくしているところがあります。
なんか、いま、もっと子供に戻ったような心境にあります。

――鏡さんは以前ドラゴンマガジンにおけるインタビューの中で『伝勇伝』はある種ご自身の日記帳のようなものになっているとお話されていましたが、どういうところでそういう印象を抱かれるのでしょうか?

 ここまで書いてきたようなことを、もう、馬鹿みたいに赤裸々に書いてるところです。
 多分その巻、その巻に書かれてることは、僕が本気でそのとき思ってたこと、起きた出来事、僕の中の葛藤みたいなのを、みんなの中の葛藤へぶつけていく、みたいな作業をしてて、僕を知ってる人が、あまりに僕のことが書いてあって恥ずかしくて読めないという人がいました(笑)。
 ガチ日記なんですよね。
 ライナたちの人生に並走して、僕の人生が走っていて。
 なんなら、ライナたちの日記が僕なんじゃないかと思うこともあります。
 僕はどうしても、特に小説はそうなってしまいます。
 小説は内面を描くのが得意な媒体で、さらに僕は内面描写が特に多いタイプの作家なので、日記になっちゃうなぁ。
 子供のころ。日記は苦手だったのになー。

――シリーズが完結したということで、今ファンが気になっているのは大きく2つあると思っております。ズバリ、もうライナたちに会えることはないのか?(どこかで短編でも何でもその後の後日談のような物語を読める可能性はありますか?)ということと、もちろんまだ完結していないシリーズもある中ではございますが、鏡さんの新作がまたファンタジア文庫で読める予定はありますか? という2点について、ぜひお話をお聞かせいただけますと幸いです。

 ライナたちのことは、お願いされれば書いてもいいかも、とは思ってます。とんでもなくアホな話を書いてもいいし、あのラストの後の話を少し書いてもいいですけどね。
 僕は『伝勇伝』大好きですからね。

 あの世界でみんなはどうなってるかとか気になるもんねえ。
 でも、あの世界に、読んだ後のみんなは住んでると僕は思ってるんです。
 少なくとも、この作品は24年かけて主人公がさ、言い訳なしに自分を認めることを宣言したわけで。
 普通はさ、売れる作品はさ、一話目に自己確信があるわけですよ。
 俺は世界とこう向き合う!っていう。
 でも伝勇伝は、そこに24年かかってるの。
 俺は世界とどう向き合っていいかわからない!って、24年言ってたの。宣言したのは最終巻だからね。
 アホだよ。よくみんな読んでくれた!
 感謝しかない。
 だから僕も、この、24年かかって出来上がった世界に住んでる住人として次の世界に向き合おうと思ってるので、みんなが住んでる昼寝王国は、描かなくても大丈夫とも言えるなと思ってる。
 なぜならば、ライナたちが24年かけて作ったその国は、もう、僕らがいるここだから。

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 じゃあー新作は?って話なんだけど。
 僕の小説が読みたい方がいるのであれば、がんばります。
 伝勇伝を久しぶりに書いて思ったことは、小説を書くのは面白いんだなーだったので。
 同じだけ、やっぱり辛いんだなーもあったけどね(笑)!

――最後に、『伝勇伝』シリーズファンに向けて、改めて完結した本作を振り返りつつ、一言コメントやご挨拶をお願いします。

 あとがきに書いたけどさ!
 ほんとにみんなありがと!
 上みたいなことを、うーんうーん、いいかないいかな、どうかなどうかなと書いてた作品を、一緒に作り上げてくれたみんなに、大感謝です!

 俺たちみんなで作ったこの昼寝王国をさーーー!
 もうさーーーーー!
 なんだろ。
 えーー、誇って行こうぜええええええええええええええええええええええ!!!

 俺らやったね!
 やった!
 やったーーーーーーー!

 笑笑笑

 で、明日からもみんなよろしくお願いします。
 新作とかもさ、書くと思うからさ、またお互いの人生のフェーズや縁が繋がっていたら、助け合っていこ。
 みんなありがと。
 2度ない人生の一部を使ってライナたちと一緒に過ごしてくれてありがと。

 本当に、ありがとうございます。

 それではまた!
 新作とか、終わりのセラフで!




鏡 貴也●かがみ たかや
1979年5月22日、東京都出身。2000年に開催された第12回ファンタジア長編小説大賞の準入選作、『武官弁護士エル・ウィン』でデビュー。以降、『伝説の勇者の伝説』『いつか天魔の黒ウサギ』『黙示録アリス』『終わりのセラフ(原作)』ほか、ファンタジー作品を中心に執筆活動を行っている。



 いかがでしたか? 今回は最高のエンディングを迎えた超大作シリーズ『伝説の勇者の伝説』&『大伝説の勇者の伝説』の著者・鏡 貴也先生に伺ったここでしか読めない貴重なお話をお届けしました。気になったら、まずは試し読みから読んでみてください。

作品詳細はこちらから!

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