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話題のSFメカバトル『極東救世主伝説』注目度急上昇の理由を探ってみた!

2025/05/20
話題のSFメカバトル『極東救世主伝説』注目度急上昇の理由を探ってみた!
 『極東救世主伝説』は、著者:仏ょも、イラスト:黒銀、によるライトノベル作品。2024年5月に刊行が始まった作品で、先日3巻が発売された今要注目のSF小説だ。ライトノベルのSFロボットファンタジーといえば「フルメタル・パニック!」や「ガンパレード・マーチ」など超絶ヒット作品の数々が思い浮かぶが、このカテゴリのライトノベルは最近ではちょっと珍しくなってきた。本作が今、静かに支持を広げ始めている理由はなんなのか、その魅力を探ってみたので、SFファン、バトルファンの読者の皆さん、ぜひ乗り遅れないようにチェックしてください!

作品の注目ポイントはココだ!

第二次世界大戦から分岐したパラレルワールドが舞台

西暦2055年。物語は、第二次世界大戦中に悪魔召喚の儀式が成功した後の100年後。世界の支配者が悪魔と変わってしまった、という独特の歴史改変設定を背景にしています。人類は魔装機体を生み出し抗っていたところ、「異なる現代」の前世の記憶を持つ少年、主人公の川上啓太により、誰も起動すらさせられなかった試作機との適合に成功。唯一啓太しか乗れない機体に乗って悪魔に立ち向かう物語となっています。



メカデザイン&イラストは黒銀先生

 『ナイツ&マジック』の原作イラスト・アニメメカデザインをしている、黒銀さんがメカデザイン&イラストを担当。啓太が操縦するのは「御影(みかげ)」と呼ばれる、人型の「標準型」が持つ装備選択の自由度と獣を模した「獣型」の機動力の両方を目指して開発された、混合型魔装機体の試作一号機。シャープな見た目とデザインや戦闘描写は超本格的で、ロボ好き必見です!

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軍学校での学園コメディ的要素

 啓太は戦死した親の代わりに妹との平穏な生活を守るため、最初は国防軍に就職しようと思ったが、勧められるまま給料がでる軍学校に入学を決める。そんな軍学校の入試で成績3位になり、成績優秀者の集まるAクラスになった啓太はクラスメイトとの権力争いに巻き込まれ...。優秀すぎるがゆえのトラブルやヒロインたちとの学園コメディも。3巻は「軍学校襲撃編」として軍学校での学園祭も描かれます。啓太の今後の学園生活にも注目です!



いかがでしたか? 本格ロボットファンタジー、カッコいいメカでの戦闘が脳内で広がりますよね。気になったら試し読みから読んでみてください。



作品詳細はこちらから!

少年がその異形を駆るとき――人類が世界を取り戻す戦いが始まる。
第二次世界大戦末期に行われた悪魔召喚の儀によって、世界の在り様は一変した。それから一〇〇年。世界の支配者となった悪魔に対し、人類は魔装機体を生み出し抗っていた。

そんな中、「異なる現代」の記憶を持つ少年・川上啓太は入学した軍学校で、誰も起動すらさせられなかった試作機との適合に成功する。いきなり戦場に派遣された彼は、前世の知識を活かして、今までの常識を覆す戦果を示してしまう。

――それは、人類が世界を取り戻す戦いの始まりだった。
その四腕が振るわれる時――北の地を襲う絶望は砕かれる。
九州を襲った悪魔の大攻勢で魔装機体・御影一号機を駆り多大な戦果を挙げた川上啓太。異例の昇進も果たし、国防の要としての任務が与えられることになるーーかと思いきや、上層部から舞い込んだのは、強化外骨格の新型開発。

御影を唯一自在に操れる機士である啓太に、歩兵用兵装の開発を命じるのは、彼を疎んじる派閥の陰謀としか思えない。

しかし、その時点ではまだ誰も知ることはなかった。それが新たな英雄の誕生を世界に示す戦いになるということを。
仏ょも (著者) / 黒銀 (イラスト)
カドカワBOOKS
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少年が自らの価値を証明するとき――人類の『敵』が現れる。
魔物の襲撃を受けた都市を救い、極東ロシアの英雄となった川上啓太。帰国した彼を待っていたのは、壊滅的な被害を受けた国防軍と、軍学校での学園祭だった。
学園祭ではAクラス全員による魔装機体での模擬戦が行われることになるものの、啓太が搭乗するのは自身の愛機ではなく量産型の御影に。さらにある任務が与えられて――?

クラスメイトたちが刃を交える中、ついに英雄は人類の宿敵と対峙する――!

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